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プログラマーには向き不向きがある。

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2015/09/22
最終更新日:2017/12/27
カテゴリー:雑記

こんにちは、高木です。

現在、クローバーフィールドでは未経験者を含めてプログラマーの仕事をしてくれる方を募集しています。
いろいろな人がいろいろな思惑で応募してくるわけですが、中にはプログラマーに向いていない人も少なくないのです。

聞くところによると、世の中の約60%の人はプログラマーに向いていないそうです。
なので、自分がプログラマーに向いていなかったからといって悲観する必要はまったくありません。
けれども、プログラマーに向いていないにもかかわらず、何かのはずみでプログラマーになってしまったとしたら、これはもう悲惨としかいいようがありません。

向いていない人にとって、プログラマーの仕事というのは苦痛以外の何物でもないでしょう。
そういう人は、傷が浅いうちに別の仕事に変わることを強くおすすめします。

自分がプログラマーに向いているかどうかを客観的に見極めるというのは、そう簡単ではないかもしれません。
というか、そんなことができるなら、かなりの確率でプログラマーに向いていると思います。

プログラマーを志すのであれば、プログラミングが好きでないとダメです。
会社に入ってからプログラミングを教えてもらおうなどと考えている人は、プログラミングをやったことがないわけですから、好きかどうか分かるはずがありませんね。

よく考えてみてください。
料理人になりたいという人が、飲食店に就職してから料理を始めようと思うでしょうか?
普通、趣味とかで普段から料理をする機会がそれなりにあって、料理が好きになって、その上で料理人になりたいと思うのではないでしょうか?

漫画家になりたいという人が、どこかの漫画家のアシスタントに雇ってもらってから漫画を勉強するのでしょうか?
プロとしての実務は未経験だとしても、自分で漫画をたくさん書いて、漫画を書くのが好きになって、腕も上達して、その上でアシスタントになれるのではないでしょうか?

プログラマーも結局は同じだと思うのです。
何でもいいのでプログラミングをいろいろやってみて、プログラミングの面白さを実感して、その上でプログラマーを目指すのであれば、少なくともプログラマーに向いていない60%に入っていることはまずないでしょう。

口先だけで「やる気はあります!」とか言うのは簡単ですが、本当にやる気がある人は「やるな!」と言われても、いろいろな仕組みを考えたり、実際にコードを書いたりするものです。
そうでないなら、プログラマーになっても本当に苦痛なだけですからやめた方がいいです。

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