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手順を丸暗記することの限界

著者:高木信尚
公開日:2015/10/11
最終更新日:2018/06/12
カテゴリー:雑記

こんにちは、高木です。

距離と速さと時間の計算を、おそらく小学校の算数で習ったと思います。
きっとこの手の計算は苦手だという方も少なくないはずです。

ある仕事をするにあたって、大きく分けて世の中には二種類のタイプの人がいます。
ひとつは、解決するための手順を丸暗記することで対応するタイプです。
もうひとつは、意味を理解することで解決策を自ら導くタイプです。

先ほどの距離と速さと時間の計算を行う際に、次のような図を使った記憶がある方も多いのではないでしょうか?

たとえば、速さを求めるには、この図から速さ(=は)を取り除いた距離(=き)と時間(=じ)の部分だけを見て、

上のような手順で計算式を得ることになります。

この方法は、意味が分からなくてもとにかく答えを導くことができる点で優れています。
けれども、意味が分からないまま、こうした手順を丸暗記する方法だけの勉強をしていると、まったく応用がきかなくなります。

私は現在、照明関係の仕事をしています。
照明では、だんだん明るくしたり、だんだん暗くするといったことを行います。

このとき、明るさと変化率と時間の関係は、距離と速さと時間の関係とまったくいっしょです。
しかし、手順丸暗記の人たちには、「は」「じ」「き」ではなく「へ(=変化率)」「じ(=時間)」「あ(=明るさ)」の図を作って、同じだけの手間をかけて手順を教えないといけないわけです。
もちろん、自ら手順を導くことなんか、まったく期待できません。

手順の丸暗記は、決まり切った仕事を素早く行うには効果を発揮します。
定型的な仕事を延々と行うのならそれでもよいのかもしれません。
けれども、少しでも手順が変わったらそれに追従するのが大変です。

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