一人の社員の影響力

高木です。おはようございます。

2年ほど前、旧ブログで「2:6:2の法則」というタイトルの記事を投稿しました。
あらためて読み返してみると、当時は役員以外に10名もの従業員がいたんですね。

その後いろいろあって、現在の従業員は2名まで減っています。
良くも悪くも退職後も何らかの交流がある元社員もそれなりにいたりします。

過去の話ばかりしていてもしかたがないので、ここからは現在の話をします。

クローバーフィールドのスタッフは、役員、従業員をあわせて現在4名です。
2:6:2に正しく分類するには、少なくとも5名必要になりますが、今の人数ではそれさえ叶いません。
近々メンバーが増える予定ですので、そのときようやく2:6:2の分類になるというものです。

2:6:2といいますが、5名しかいなければ、実際の内訳は1:3:1になります。
2:6:2の法則にあてはめれば、優秀なスタッフが1名、平凡なスタッフが3名、ダメなスタッフが1名ということになりますね。

実際には、この少人数でそんな型どおりの構成になるはずがありません。
それに、絶対的にダメなスタッフをかかえているほどの余裕は零細企業にはありません。

ダメといっても実際にはいろいろありますね。
単にスキルが低いだけでは、ダメな社員にはあたりません。
たとえスキルが低くても、何らかの形で会社に貢献していれば、これは決してダメではありませんね。
直接的な売上げを発生させているとすれば、これはダメどころか立派に自分の役割を果たしています・

では、本当にダメな社員というのはどんな社員でしょうか?
2:6:2の法則でいうダメな社員というのは、会社に対して具体的な貢献をしていない社員ということだと思います。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

零細企業に、本当にダメな社員がいた場合、これは致命傷になりかねません。
ここでいう「本当にダメな社員」というのは、具体的な貢献をしない社員のことではありません。
会社に対して、直接的に不利益をもたらす社員のことです。

具体的には、会社のお金を横領または詐取したり、本来なら会社の売上げとなるべきお金を自分の懐に入れたり、競合他社に内通したりするような人物です。
こういう人物が零細企業に一人でもいると、致命的なダメージを受けかねません。

一方で、本当に優秀な人物が一人でもいると、それだけで会社が回っていきます。
これはスキル的なことよりも、人間力がものをいうのではないかと思います。

このように、小規模な会社にとっては、良くも悪くも一人の社員の影響というのは非常に大きいのです。
いや、大企業であっても、実際にはごく少人数の優秀な人物でもっているようなところがあります。

私が以前所属していた会社は(大企業といってもせいぜい千人程度でしたが)そういう人物がいましたね。
仕事ができる優秀な人は結構いましたが、そうではなく、きわだった存在感を持つ人物というのが何人かいたのです。
人間として好きかどうかは別として、それはやはり人間力なんだと思います。

クローバーフィールドのような小さな会社に2:6:2の法則がピッタリあてはまるようになるのは、まだまだ先のことだと思います。
それまでは、一人一人の活躍が会社全体に大きな影響を与えることになります。
責任は重大ですが、だからこそ面白い仕事ができるというものです。

前述した私が以前いた会社で、きわだった存在感を持つ人物(といっていいでしょう)から次のようにいわれたことがあります。

出世するというのは自分の責任範囲を広げることだ。

その通りで、責任のない立場で働きたいのであれば、一生うだつが上がらないと思います。
弊社の場合は、その肩書きに関わらず、一人一人が大きな責任を担っていますし、それは誇りにしてよいことだと思います。