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Webサイトが遅い?:猫でもできるWordPressサイトの高速化01

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/01/01
最終更新日:2018/01/05
カテゴリー:技術情報
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「ネットサーフィン」という言葉が懐かしく感じるようになって久しいです。これは、インターネットを利用して情報を得たり、逆に発信するのが当たり前になったからかもしれません。Googleなどの検索エンジンに気になるキーワードを入れて、表示された検索結果の中から良さそうなページを見つける。いざアクセスしようとしたものの、なかなかページが表示されなくて、すぐに検索エンジンの検索結果ページに後戻り……という経験は誰にでもあるでしょう。このなかなか表示されない状態が「Webサイトが遅い状態」です。

この「なかなか表示されないページ」が自分のお仕事に関わるものだったら、どのような結果になるかは推して知るべしです。実は、会社サイトでも、個人のブログでも、オンラインショップでも、自分が運営したり管理したりするサイトが遅いことはなかなか気が付きにくいものです。昼間に仕事として見ている分には快調に表示されているサイトでも、多くの人がインターネットを利用する夜間には全く表示されていない、ということもあるかもしれません。

これはWebやITを専門にしているわけではないから気がつかないのだ、というわけでもありません。ホームページ制作を生業にしている人ほど、制作したサイト、運営しているサイトをたくさん抱えており、そのすべてのWebサイトの状況を知っているわけではないので、案外「自分のWebサイトが遅い」ことをわかっている人は少ないようです。逆に、ここを指摘してくれるWeb制作会社は「あたり」の制作会社かもしれませんね。

さて、Webサイトが遅い(=Webサイトの表示が遅い)のには大きく分けて2つの原因があります。ひとつは見ている側の問題。パソコンやスマホなどの端末の性能が良くなかったり、インターネット接続の速度が遅い、などの場合です。もうひとつはWebサイト側の問題です。サーバーの能力や、同時に見ている人の人数、ホームページそのものの作り方が原因だったりします。

現在、多くのWebサイトが「WordPress」によって制作、運営されています。そして、Web制作を仕事にしている人には常識なのですが、WordPressで作ったWebサイトは比較的遅いことが知られています。これは、WordPressがアクセスの都度ページを生成して表示することが一番の原因だと言われています。ただ、ここを何とかするのはとても難しいので、別のアプローチでWordPressで作ったWebサイトが少しでも早くなる方法をできるかぎりたくさん紹介できればと思います。

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