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Biz Calender:猫でもできるWordPressのプラグイン選び23

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/02/07
最終更新日:2018/02/07
カテゴリー:技術情報
タグ:

今回紹介する「Biz Calender」は、WordPressサイトにカレンダー機能を追加するプラグインです。定休日、イベント開催日、臨時休業日などに対応した、シンプルなカレンダーを出力することができます。

カレンダーはいろいろなサイトで使われています。企業サイトでは会社の営業日を、オンラインショップでは営業日や発送可能日を表示することが多いでしょう。ブログやオウンドメディアでは更新履歴を、サービスサイトではリリース情報をカレンダー形式で表示することもあるでしょう。いずれも、列挙するだけでも問題ない情報ですが、カレンダー形式にすることでわかりやすくなります。

カレンダーは日、週、月の単位で時間を区切り、それを視覚化したものですが、ひと目で「カレンダーである」と認識できるデザインは大きく分けて2種類あります。ひとつは月単位のカレンダー、もうひとつは日単位のカレンダーです。日単位のカレンダーはいわゆる日めくりカレンダーなので、「今日が何日の何曜日なのか」を把握する目的で使われます。一方、月単位のカレンダーは今日の日付だけでなく、前後の動きやスケジュールを確認したりするのに便利です。

月単位のカレンダーをWebサイトに埋め込むのは、手作業でつくるのはもちろんんこと、プログラム的に生成するのも骨が折れる作業です。プログラムでカレンダーを生成するには、日付の取得や条件分岐、繰り返しなどの理解が必要なので、初学者用の課題としても取り上げられることが多いです。この手間のかかる作業をプラグインをインストールするだけで実装できるのはうれしいですね。

WordPressにおける代表的なカレンダープラグインに「The Events Calendar」がありますが、こちらはイベントを詳しく紹介することに長けたプラグインです。単純にカレンダーを表示したい場合にはオーバースペックですので気をつけましょう。一方で、今回紹介している「Biz Calender」は、サイドバーなどでウィジェットとして使うことを想定して作られているため、好きな場所に出すには少しだけ工夫が必要です。

Webサイトでのカレンダー表示では、Googleカレンダーを利用するという方法もあります。Googleカレンダーは汎用性が高く、慣れた利用者も多いので、うまく使えばカレンダープラグインでなくとも良い場合もあるでしょう。デザインの可変性や、機能の過不足をみながら、最適な方法を選びましょう。

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