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Webライティングとは:猫でもできるWebライティング01

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/02/09
最終更新日:2018/02/09
カテゴリー:技術情報

今回からテーマを大きく変更して、「Webライティング」について書いてみようと思います。Webライティングの定義は曖昧な部分もありますが、テーマとする限りは筆者にとっての認識を明確にしておくべきでしょう。Webライティングとは、「Webサイトやオンラインショップで文章を書く時、人にも検索エンジンにもわかりやすく伝わりやすい文章を書くテクニック」です。

まず、「Webライティング」と「それ以外のライティング」とをわける必要があるのかどうかを考えましょう。この文章を書いている2018年上半期時点では「わける必要がある」が正解です。ただし、「検索エンジンに見つけて欲しいのであれば」という前提がつきます。

すでに集客力のあるWebサイト(たとえばYahoo! JAPANのような老舗のポータルサイト)や、ブランド力のあるヒトやモノを取り扱ったWebサイト(たとえばROLEXの公式サイト)ではWebライティングは不要です。何もしなくても、ユーザーが能動的にそのサイトやページを探して、頻繁にアクセスしてくれるはずです。

また、文章そのものが提供する最終的なサービスである場合も、そのコンテンツとなる文章にはWebライティングが不要と考えます。一時期流行した「ケータイ小説」のように、文章そのものに価値があり、それを読んだ人に何らかの(それ以上の)アクションを求めないWebサイトが該当します。

検索エンジン以外に人を誘導できる方法がある場合もWebライティングは不要です。FacebookやTwitterなどのSNSや動画サイト、スマホアプリなど、検索エンジン以外のサイトが主な流入元の場合がそれに該当します。このように見ていくと、Webライティングが不要なケースがほかにもありそうですが、これくらいにとどめておきましょう。ここで伝えたいのは、上記の場合以外で、検索エンジンに見つけて欲しいのであれば、どんなときでもWebライティングが必要である、ということです。

Webマーケティングの世界では、いくら良い文章を書いても、いくら魅力的なサービスを開発しても、欲しい人に届かなければ存在しないのと同じである、とよく言われます。目的を持って文章を書いたからには、誰かに読んでもらい、目的を達成して欲しいはずです。その可能性を上げるための技術のひとつが「Webライティング」です。

次回以降、Webライティングの前提や考え方、ガイドラインとなるデータや体験談、具体的な書き方やtips、ツールなどを紹介していきます。

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