確定申告、成年後見事務報告を終え春がくる件

税務署と家庭裁判所に書類を提出したら、春を迎えられる馬詰です。
 思えば、10月に期末を迎える、クローバーフィールドときじねこの経理処理に始まり、年末調整、株主総会準備、我が家の確定申告、成年後見事務報告と、結構、ヘビーな4ヶ月を過ごします。
 この間は何があっても寝込めません。
 いや、寝込みません。
 殺されても死にません。
 化けてでも処理します、ぐらいの気合です。
昨日、春を迎える最後の仕事。
 成年後見の事務報告書を作成しました。
 谷四にある家庭裁判所に出す書類です。
 成年後見人、これが注目を浴びつつある頃に私は家裁に申し立てをしました。
 成年後見人の申し立てが出来るのは、弁護士、司法書士、社会福祉士と家族。
 家族以外は他人様の分を複数件、扱うことができます。
 士業の方に依頼すると費用が発生します。
 なので、ここは私がします。
 別に難しいことはありません。
 日本語を理解できたら誰でも出来るものです。
 が、難しいらしいです。
 なかなかすんなりクリアできないらしいです。
 私は一発でクリアしました。
 最短で成年後見人になりました。
 成年後見人は私ではありませんけど。
 我が家の大黒柱です。
 私が作った申立書は家庭裁判所で絶賛されました。
 「これ、奥さん、作ったん?素人はこんなに綺麗にでけへんねんけど」
 と言われました。
 「はぁ、そうなんですか」と言いつつ、何を上から言うとんねんと思います。
 誰でも出来るやろ、こんなんもん、とさえ思います。
成年後見人制度というのは、被成年後見人の財産を守るというのが大前提になっています。
 これを抑えないと一発クリアはできません。
 簡単です。
 家裁のおっちゃんに信じてもらえる書面にすればいいのです。
 見やすく簡潔にまとめるだけです。
 私はそれにプラス、信頼度アップの小技を使いました。
 家族が成年後見人になる場合は特に審査が厳しいようです。
 士業の方はそれだけで信頼されるようです。
 はっきり言って、士業の方も人間です。
 何をしでかすかわかりません。
さて、そんなことで家族が成年後見人になる場合、その人の職業や年収や家族構成も記載します。
 我が家は自営業です。
 一番、信頼されへんヤツです。
 そこで、私は家族構成欄を利用します。
 子ども3人の生年月日を書きます。
 中学生1年とか高校生2年とかだけの記載でも問題はないでしょう。
 私はあえて学校名を書きました。
 大阪府立何たら高等学校と記載します。
 これに食らいつきました。
 お見事です。
 「へぇ、ご長男、えらい賢い高校に行ってるんやな」
 「ええ」
 ここはサラリとかわします。
 内心、掴んだ!と思いました。
 学歴を意識する職業とそうでない職業があると思います。
 子どもの学歴でモノを言えるのは親の特権です。
 社会というのはそういうものです。
その後、私は被成年後見人の不動産売買という高難度の事件(裁判所絡みは事件)に臨みます。
 「これはさすがに奥さんでは無理やで、司法書士とかに頼んだら?」
 と家裁のおっちゃんに言われました。
 そんなことを言われたら、私のスイッチは入ります。
 これもクリアです。
 ここまできたら、今から司法書士になるべく勉強しよかと思ったぐらいです。
 司法書士は難しいとしても社会福祉士には頑張ればなれそうな気がしました。
 士業の方が成年後見人になった場合、月の、報酬額は2万円から3万円が相場です。
 被成年後見人の資産によってそれは変動します。
 「後見支援信託制度」を家裁から強制(任意という名の強制)されたときに、関わった弁護士のおっちゃんは、9人の成年後見人になっていると言っていました。
 毎月、定額で入ってくるお金です。
 まっ、私が仮に弁護士になったとしたら、これぞ!弁護士という仕事がしたいですけどね。
 と、思った次第です。
なんやかんやいいながら、辛辣なこと、書いてる?私。
 という、成年後見人制度奮闘記をお送りしました。
 成年後見人制度ですが、利用しないで済むなら、利用しない方が賢明です。
 「後見支援信託制度」は、誰のための制度ですか?とさえ、思いましたから。
 そんな詳細、辛辣な内容は私の個人ブログで爆発しています(笑)
さぁ、春です。


Thanks for reading!!!