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辞書を使う:猫でもできるWebライティング31

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/03/12
最終更新日:2018/03/12
カテゴリー:技術情報

文章を書くときには辞書を使いましょう。これがこのコラムのテーマですが、おそらく「そんなのあたり前でしょう?」という方と「なんでそんなことをしなくちゃいけないの?」という方とに分かれるのではないでしょうか。

文章には間違いがつきものです。そもそも自分の書いた文章中の間違いに気づくことができるかどうか、という問題はありますが、「自分の文章には常に間違いがある」というスタンスでライティングに望みましょう。その間違いを修正する際、必要になるのが辞書です。

もちろん、辞書は紙の辞書でも電子辞書でも、最近であればオンラインの辞書でも構いません。Webライティングについて書いていることもあり、やはりオンライン辞書がおすすめではありますが、紙の辞書にもメリットはたくさんあります。

紙の辞書の一番のメリットは「前後の単語を同時に見ることができる」ことです。これは他のメディアの辞書では得難いメリットです。意味が近い言葉や派生元が同じ言葉をみると理解が深まりますし、まったく関連のない言葉であっても、記憶に残っていることも多く、語彙を増やす効果もありそうです。

話を戻します。文章の間違いはいくつかに分けることができますので、その代表的なものとその対処方法をみていきましょう。

まずは一番ありがちな「漢字の間違い」です。手書きで書くことが少なくなった昨今、漢字の書き間違いは少なくなっていますが、読み間違いによると思われる漢字の間違いが目立つようになっています。これを確認する一番簡単な方法は、IME(Input Method Editor)でスムーズに変換できるかどうか、です。もし分割して変換されたり、うまく漢字に変換できない場合、読み方が間違っている可能性が高いです。あれ?と思ったら辞書で確認しましょう。

次は「意味の間違い」です。たとえば、「敷居が高い」「おもむろに」「おっとり刀」の意味はそれぞれ、「不義理などが理由で行きにくい」「ゆっくりしている様子」「急いで」の意味です。おそらく「え、そうなの?」という言葉があったのではないでしょうか。意味の間違いは漢字の間違いよりも気が付きにくい間違いですが、わかっている人であればすぐに気がつくものです。これをうまく利用して、他人に文章をチェックしてもらうのが意味の間違いを気づく手っ取り早い手段です。おそらく、この流れで指摘されるとどちらが正しいのかわからない状況になるので、ここでも辞書が活躍します。辞書で意味を確認すれば、尋ねた人、答えた人双方の語彙力がアップするので、一石二鳥です。

最後に、辞書が活躍する場面をもう一つ挙げておきましょう。文章を書いていると、同じ表現が続くことがあります。同じ単語の繰り返しは読んでいてリズムが悪く、下手な文章にみえてしまいます。これを避けるためには別の言葉に言い換えればよいのですが、自分の頭の中の語彙ではそれ以上の言葉が出てこないときもあるでしょう。辞書を使うと、同義語をうまく提案してくれるはずです。こんなときはシソーラス(類語辞典)があると便利です。

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