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ExcelもPowerPointも苦手過ぎる。

著者:高木信尚
公開日:2018/04/12
最終更新日:2018/04/12
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。おはようございます。

以前から重々承知していたことではあるのですが、最近になって改めて思い知らされたことがあります。
それは、

「私はパソコンが苦手だ」

ということです。

いわゆる「パソコン」ということ連想しがちな、要するにMS Officeの各アプリケーションが苦手なのです。
具体的にはWordとか、Excelとか、PowerPointです。
つまり、MS Officeでよく使うアプリケーションすべてです。

これに限らず、私が苦手とするものはいろいろあります。
それらに共通するのが何かもわかっています。

要するに、興味がないのです。

興味がなければ、わざわざそれを学習して上達しようという発想にはなりません。
できる限り、そうした苦手なものを回避するための努力をしてしまいます。

仕様書とか設計書の類をExcelやPowerPointで作成している職場は多いと思いますが、あれがどうしても馴染めません。
PowerPointでスライドを作るのはいいのです。
仕様書や設計書のような細かい内容を記述するのが苦手なのです。

何をするにも操作の仕方がわかりません。
昨日も、右端ぞろえのやり方がわからなくて、かなり苦戦しました。
わかってしまえば簡単なことなのですが、どこにそのメニューとかボタンがあるのかが覚えられません。

私はドキュメントを書くこと自体が嫌いなわけではなく、苦手だとも思っていません。
ExcelやPowerPointでドキュメントを書くのが嫌いだし、苦手なだけなのです。

では何を使ってドキュメントを書くのが好きかというと、そこはやはりテキストエディタでしょう。
ドキュメントはプレーンテキストに限ります。
プレーンテキストで編集して、最終的には見栄えを良くしたりハイパーリンクを埋め込んだりするためにHTMLとかPDFにします。
そのために、Doxygenのようなツールを使うわけです。

プレーンテキストであれば編集も検索も楽ですし、思考を中断されることがありません。
ツールにかけるための各種コマンドや記法は覚えないといけませんが、そんなものなくても最低限の記述はできます。
コマンドや記法を覚える場合でも、最低限のものさえいくつか覚えれば何とかなります。
過去に書いたものがあれば、それを参考にすれば、同じように書けば同じ結果が得られます。

そういえば、私が就職した最初の会社では、ドキュメントの作成にはOASYSを使っていました。
OASYSといっても最近ではわからない方も多いでしょうね。

OASYSというのは富士通のワープロで、今でもあるようです。
ただし、今あるものはWordなどと同じ単なるパッケージ・アプリケーションのようです。
当時私が使っていたのはOASYSの専用機がメインで、一部FM-Rという富士通製のPCにインストールされたものだったと思います。

OASYSは罫線を引くのが非常に簡単で、文字や図形も自在に書けたと記憶しています。
線分など、単純な図形しか描けなくても、それがあれば自在に絵を描けましたし、私はそういうのは得意な方でした。

けれども、時代の波もあり、ドキュメントを書くためのツールはOASYSからWordに切り替わっていきました。
WordではOASYSのように自在には罫線が使えません。

ドキュメントのフォーマットとして、罫線を多用したものはWordで扱うには不便過ぎました。
そうなると当然、罫線を多用した従来のフォーマットをやめて、もっとWordに適したフォーマットにする流れができてきます。

どうも、ExcelやPowerPointを使ってドキュメントを書くやり方というのは、時代遅れになったOASYSの流儀をそのままWordで使おうとしていたときの状況に似ているのです。

もしかすると、ExcelやPowerPointを使うのが苦手な私のほうが時代遅れなのかもしれません。
でも、どう考えてもプレーンテキストで編集するほうが楽です。

本質ではところで手を取られるのは苦痛でしかありません。
そんなことで時間を取られている間があるなら、内容を充実させることに注力したいものです。

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