デザインの練習(テレビのリモコン1):猫でもできるグラフィックデザイン28

今回からは「テレビのリモコン」について考えてみようと思います。おそらく、有線/無線を問わず、リモコンというものが一般家庭に登場し、浸透したのはテレビのリモコンが最初だと思います。また、リモコンの普及率の高さは随一なのではないでしょうか。また、パソコンやスマホを使わない、使えないような老人や子どもでも、テレビのリモコンは問題なく使っています。ただ、すべてのボタンを使いこなしているわけではありません。このあたりを中心に、テレビのリモコンについて考察していこうと思います。

考察する内容としては次のようなものになると思います。
・テレビに必要なボタン
・ボタンを絞り込む
・Apple TVのリモコン
・TVゲームのコントローラー
・リモコンとUI
・テレビ以外のリモコン
・学習リモコン/スマホで操作
・そもそもリモコンは必要?
・声で家電を操作する/スマートホーム

早速「テレビに必要なボタン」について考えてみましょう。これを考えるためには、テレビを実際に使う流れや使うシーンについて考えなくてはいけません。まず、テレビは電化製品ですので、電源のオンとオフを切り替えるボタンが必要です。また、はじめて使用する際には各種設定をするボタンも必要でしょう。

テレビの基本機能はテレビ放送の受信と表示です。受信チャンネルの切り替えもさることながら、地上デジタル放送、BS放送、CS放送などの受信電波を切り替えるボタンも必要です。ダイレクトにチャンネルを切り替えるだけでなく、順に送るボタンもあると便利です。テレビは映像だけでなく音声も再生する必要があるので、音量調整のボタンも必要です。音を消すボタンや音声多重放送の切り替えボタンがあるとより実用的かもしれません。

1980年代以降、ビデオレコーダーが普及してから、テレビはテレビ放送を受信/表示するためだけのものではなくなりました。現在ではテレビに接続する機械は当時よりも増えています。Amazon Fire TVやApple TVなどのセットトップボックスや、プレイステーションなどのテレビゲームが当然のように接続されています。このように、「内蔵チューナーを使うかどうか」の切り替えボタンも必要です。

また、地上デジタル放送になってからは青/赤/緑/黄の4色のボタンや、字幕の切り替えボタンも必要そうです。

これらのボタンをひとつのリモコンに収めるだけでも、リモコンのデザインが大変なことになるのは簡単に想像できます。そして、大半のテレビリモコンはこの大変なままのデザインで商品化されているのが現実です。

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