大阪市中央区 システムソフトウェア開発会社

営業時間:平日09:15〜18:15
MENU

クローバーフィールドの成り立ち

著者:高木信尚
公開日:2018/07/13
最終更新日:2018/07/13
カテゴリー:雑記

高木です。こんばんは。

今回はクローバーフィールドにまつわるフィクションについてお話しします。
それはクローバーフィールドの成り立ちにまつわるエピソードで、過去に弊社に在籍した営業4名の間に広まっていた虚構です。

昨年退職した元社員が残してくれたその虚構は以下の通りです。
オリジナルでは他社の社名が実名で入っていたのですが、さすがにそこは匿名に変更しています。

弊社、設立が2004年11月で今年で12期目になります。

弊社の成り立ちが少し特殊で、元々は10人未満の小さなソフトハウスが4社あって、そこがそれぞれで営業を雇いたいと思ったのですが、費用的にも難しく、合同で雇うことにしたのですが、どこか1社に所属させると商流がややこしくなってしまうので、「じゃあ関連会社を作ってそこに所属させよう」となり営業会社として作られたのがクローバーフィールドです。

なので、従業員数30名となっていますが、ほとんどは関連会社のスタッフで直接の従業員数は10名です。

メンバーは客先に常駐していて、短い人でも3年以上入ったままになるのでほぼ営業することがありません。

スキルとしてはオープン系が多いですが、関連会社の一社が組込の会社で組込も割と強いです。

主な取引先は記載の通りですが、最近は特にA社、B社、C社等ユーザーさんと直接やりとりできるところに力を入れています。

弊社の案件はオリジナル性の高いものをと常に考え、できるだけ長期で単価の割とに良いものを追いかけるようにしています。

古くから弊社とお取引がある方々であれば記憶にあるかもしれません。
しかし、ここではっきり断言します。
この内容は完全にフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係がありません。

クローバーフィールド設立当時の代表であった私としては、このような虚言がまかり通っていることを看過するわけにはいきません。

まず、成り立ちそのものが違います。
クローバーフィールドの設立時の株主は23名であり、そのほとんどがフリーランスのソフトウェア・エンジニアでした。
一部、自分の会社を経営しているメンバーも含まれており、設立時点では4社あったというだけです。
その中には、私が代表を務める株式会社きじねこも含まれています。

株式会社きじねこは営業を雇いたいと思ったことなど一度もありません。
そもそも、きじねこではSESをやろうなどと考えてはいませんでした。
機会があれば拒みはしませんが、結局きじねこでは数か月間を除いてSESはまったくやっていません。
他の株主についてはそれぞれ温度差もあり、一概にはいえません。

それ以外の部分も、必ずしも正確とはいえない内容になっています。
先に挙げた内容は、まったくの虚構としていったん忘れていただいたほうがよいでしょう。

SESに関しては、設立以来ほぼほぼ右肩下がりの状況であり、その赤字を他の事業で穴埋めしていたような状況でした。
原因としては、営業の力量不足に加え、怠慢や不正などが挙げられます。
それを許してしまった経営陣の責任も大きいと思います。
昨年、馬詰が営業を引き継いでから、ようやく立て直したのが実情です。

もともとこのような状態ですので、今後はSESより請負やオリジナル・コンテンツの制作に軸足を置くことになるでしょう。
昨年あたりから同業他社は労働者派遣事業の認可を受けるところも多いようですが、クローバーフィールドは将来にわたって労働者派遣はやりません。
すでに違う方向を向いているのです。

近いうちにYouTube等でクローバーフィールドの成り立ちを杉山が語ってくれるときが来るのではないかと思います。
そのときは、バカ正直にありのままをお伝えできればと考えています。

    上に戻る