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今後はシステムプログラマーを名乗ろうかな?

著者:高木信尚
公開日:2018/07/16
最終更新日:2018/07/15
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

今日は「海の日」とのことですが、ハッピーマンデー制度のおかげで単なる休日に成り下がっています。
私はハッピーマンデー制度が嫌いです。

海の日もハッピーマンデー制度もどうでもいいので、早速本題に入りたいと思います。

これまで私の職業を他人に説明するとき、いろいろ不便を感じていました。
本当に何もわからない人には、面倒なので会社経営とか会社役員とかいうようにしていました。
これはもう「それ以上話をする気がありません」という態度ですね。

多少なりともわかる人は、私を勝手にシステムエンジニアと呼びたがることがあります。
私はシステムエンジニアを自称することなどありません。
その表現は明らかに何かが違うのです。

ちなみに私は、自分で営業もしますし、仕様も作ります。
設計ももちろんしますし、実装もテストもします。
アフターフォローも自分でやります。

なかなかいい表現がないので、これまで「プログラマー」を名乗っていました。
ところが、プログラマーというとシステムエンジニアより格下だと勝手に決めつけている人たちがいます。
そちらかといえば、そんな人のほうが多いぐらいです。

名前というのは正確に意図を伝えるものでなければなりません。
私の職種を表す「名前」もそうです。
正確に伝えることが困難であれば、せめて誤解を与えないようにしなければなりません。

そういう観点から、今後は自分の職業を「システムプログラマー」と呼ぶことにしたいと思います。
「システムプログラマー」とは何かというと、文字通り「システムプログラミング」をする人のことです。
「システムプログラミング」とは何かといえば、「システムソフトウェア」をプログラミングすることです。

「システムソフトウェア」というのは、オペレーティングシステムとか、プログラミング言語処理系とか、デバイスドライバとか、リレーショナルデータベース管理システムなどです。
あるいは組み込みソフトウェアのような、低レイヤーの(ハードウェア寄りの)ソフトウェアのことです。

いわゆる「システムエンジニア」と呼ばれる人たちは、「システムソフトウェア」を使って、あるいは「システムソフトウェア」上で動作する「アプリケーションソフトウェア」を作る人たちです。
私はそうではなく、「システムソフトウェア」そのものを扱う人でありたいという思いがあります。
だから「システムプログラマー」なのです。

「システムプログラマー」は、特定のオペレーティングシステム上で動作するソフトウェアだけではなく、オペレーティングシステムそのものを扱います。
デバイスドライバを使ったソフトウェアだけではなく、デバイスドライバそのものを扱います。
リレーショナルデータベース管理システム上のデータやクエリではなく、リレーショナルデータベース管理システムそのものを扱います。

「システムプログラマー」という聞きなれない用語を使うと、SES営業などはきっと嫌がるでしょうね。
もしかすると知ったかぶりして「システムエンジニア」と同義、または似たようなものだと解釈するかもしれません。

そういう誤解はできれば避けたいですが、自分が知らないことを勝手な決めつけで誤解する「コミュニケーション能力」がない人たちまで相手にしている暇はありません。
私がSES営業の世話になることは、おそらくもうないと思います。
だとすれば実害はないと考えられます。

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