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離職率って何?

著者:高木信尚
公開日:2018/08/20
最終更新日:2018/08/20
カテゴリー:雑記
タグ:

高木です。おはようございます。

「こういうことを書くと周囲が冷や冷やするかもしれない」ということを敢えて書いてしまうのが私です。
今日は離職率について取り上げることにします。

就職や転職を考えている方であれば、応募する企業のことをいろいろ調べるのではないでしょうか?
その際に企業の離職率というものを気にすることもあると思います。

この「離職率」ですが、はっきりとした定義がないんです。
なので、勝手に「こういう計算方法だろう」と決めてかかるのは危険です。
ましてや、どういう計算方法による値なのかを把握せず、単に数値だけを比較することには何の意味もありません。

新卒入社の社員に対しては、入社後3年以内の離職率を表すことが多いとは聞きます。
しかし、あくまでも「多い」というだけで、必ずそうだというわけではありません。

弊社の場合、その計算方法では離職率を算出することができません。
なぜなら、まだ新卒入社した社員がいないからで、ゼロで割れないことは小学生でもわかりますね。
だから算出できないのです。

別の算出方法としては、ある一定期間に退職した人数をその期間の最初に在籍していた人数で割るというものがあります。
これなら何とかなりそうです。
たとえば、昨年4月から今年の3月までということであれば、社員は増えることはあっても減っていませんので離職率は0%ということになります。

ただ、この期間の設定のしかたはフェアではありません。
クローバーフィールドは今期は第14期にあたります。
第14期はまだ途中なので、前期、すなわち第13期にあたる一昨年11月1日から昨年10月31日について考えてみることにします。

すると、とんでもない離職率がはじき出されます。
あくまでも一時雇いの契約社員を除く、正社員および短時間正社員は、期首の在籍数はたしか7名でした。
そのうち第13期中に退職したのは5名もいます。
実に離職率71.4%です。

何か大きなイベントがあったことは誰の目にも明らかですね。
そのイベントが発生していた最中は本当に大変でした。
こんなことを呑気に書いていられるのも、すでに笑い話にできるほどの余裕が出たからです。

その後、今期に入って社員数は以前より増えました。
ありがたいことに、今期に入って増えた正社員および短時間正社員6名のうち4名は、そのイベントについて多かれ少なかれ知っている元社員と元パートナーです。
また、前期に離職した元社員のうちの何人かは、今でもときどき遊びに来てくれています。

このように、悲惨ともいえる離職率ですが、事実は事実として受け止めなければなりません。
また、やましいことは何もないので、その事実に関しては公表することもできます。
ただし、その背景となるイベントは事情があって公開することはできません。
もしかすると、そのイベントをモデルとしたエピソードが『君のブログに恋をして』シーズン2には収録されるかもしれませんね。

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