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お店の活気の演出:猫でもできるオンラインショップ10

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/08/21
最終更新日:2018/08/21
カテゴリー:技術情報

実店舗では簡単にできるけれど、オンラインショップでは難しいものがあります。そのひとつが「お店の活気」の演出です。実店舗では店内の賑わいや、店員の声、お店の前に行列ができることなどで自然と活気が感じられますが、オンラインショップではどんなに売れているお店でも「活気」のようなものを感じさせるのは難しいことが多いです。

オンラインショップであっても、張り付いてみていれば「いつもよりも賑わっている」ことがわかることもあります。ただし、これはサーバーが重くなったり、商品が売れ切れたりすることにより感じることなので、利用者にとってはネガティブな印象が伴うケースです。

では、オンラインショップの賑わいを演出する方法について具体的に考えてみましょう。一番シンプルな方法は商品の追加や売り切れによる商品情報の変化です。商品が増減していれば、きちんと稼働しているお店だという安心感を与えることができます。商品を追加した際などは、お知らせの更新なども行うとなお良いでしょう。

また、ベタな手法ながら、思ったよりも手がかかるのであまり実践されていないのが「セール」や「イベント」の実施です。いずれも、きちんと期間を設けて開催しなければ効果が半減してしまいます。また、セールにしろイベントにしろ、そのバリエーションが豊富でなければユーザーに飽きられてしまうので、まさに「手を変え品を変え」の精神で取り組む必要があります。

初期のホームページで導入されていた利用客数の表示(いわゆるカウンター)も賑わいの演出にはうってつけです。オンラインモールなどで実装されている売約状況の表示も直接的ながらも効果の高い方法でしょう。いずれも、アクセス数をごまかしたり、ダミーの売約表示をするなどしてしまうと逆効果となりますので、誠実に運用しなければなりません。

また、賑わいとは別に「売れている感」の演出も必要です。すべての商品が販売中である状態は、常連のお客様にとっては理想的な状態です。ただ、初見の利用者からみると「このお店は何らかの理由があって誰も買わないのでは」と想像してしまう可能性があります。特に高額な商品や一点物の商品では「販売した実績があるかどうか」や「これまで取り扱ってきた商品がどんなものか」がお店の信頼にも繋がりますので、「売り切れの商品」を掲載し続けるのも悪くありません。

活気についての一番効果的な演出は「ユーザーレビュー」かもしれません。喜びの声だけでなく、生々しい批判でさえも、実際に商品を販売したお店だからこそ獲得できるコンテンツです。これらをうまく利用しましょう。

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