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センシティブって何?

著者:高木信尚
公開日:2018/08/21
最終更新日:2018/08/21
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

昨日、馬詰からTwitterに投稿した内容が一部表示されていないという報告を受けました。
私のほうでも確認したところ、確かに表示されていません。

ツイートが表示される代わりに、次のような文言が表示されています。

このツイートは、センシティブな内容が含まれている可能性があるため表示できません。

「センシティブって何?」という疑問が当然湧いてきます。
馬詰も私も、そのツイートの内容のどこがどう「センシティブ」なのか理解できませんでした。
誰かにとって都合が悪い発言だったのかとも思いましたが、個別に確認して判断しているとも思えず、まだよくわかっていません。

その「センシティブな可能性」を指摘指摘されたツイートは次の通りです。

就職・転職活動中の方は、エージェント企業や求人サイトの求人企業向けの説明に目を通しておくべきです。できれば、ハローワークの求人の出し方や雇用関係の助成金に関する情報も。相手の手の内を知っておくことは絶対に必要だと思いますよ。

発言している内容は、ごく当たり前のことだと思います。
これのどこが「センシティブ」なんでしょうね?

こういう視点を持っている人は実際にはそう多くないと思います。
就職や転職を行う際に企業研究を行う人は多いはずです。
確かにそれも大事なことですが、相手の手の内というか採用活動の事情を把握することは絶対に必要です。
しかも、そうした情報は一度入手すれば、ほとんどの企業に対して通用するわけですから効率もよいと思います。

求人サイトの多くは、次のどちらかのシステムになっていると思います。
ひとつは月々の掲載料がかかるシステムで、もうひとつは応募があった時点など成果が発生した時点で課金されるシステムです。
両方を併用しているケースもあることでしょう。
求人広告の大きさは表示順位、また、求職者に対してスカウトできる件数などでプランが変わってきます。
当然、上位のプランになるほど高額になります。

転職エージェントの場合は、実際に採用が決まった時点で、採用した方の年収の30%程度の費用が発生します。
30%程度というのは目安で、中には35%以上のところもあります。
年収の30%ということは、年収が500万円なら150万円、年収が1000万円なら300万円がかかるということです。
入社後、早期に退職してしまうと、一部または全部を返金するシステムのところが多いようです。

求人サイトも転職エージェントもこのような仕組みであり、お客様となるのは採用活動を行っている企業です。
求職者は、表現は悪いかもしれませんが、お客様に売り込む商材のようなものです。
主にどちらの便宜を図るかは誰が考えてもわかることです。

その点、ハローワークは公平です。
求人票を出す企業からも、求職者からもお金はもらっていませんから。
また、無料で利用できる求人サイトもありますが、そういうところも公平かと思います。

雇用関係の助成金についても調べておくべきでしょう。
厚生労働省のWebページから簡単に情報は入手できます。
こういうのを見ながら、相手(採用活動を行っている企業)の立場になって考えれば、それまで見えていなかったものが見えてくるというものです。

あとは、労働基準法や労働契約法など、最低限の法律についても調べておくべきでしょうね。
こういう情報はすべて容易に入手できます。
しかし、そもそも文章を読むのが苦手な人、理解できない人が、いわゆるブラック企業に吸収されていきます。
そういう人はそもそもブラック求職者の可能性が高いので、ブラック企業とはある意味、同じ穴のムジナであるといえるでしょう。

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