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商品情報の書き方(写真と動画を補完する):猫でもできるオンラインショップ21

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/09/17
最終更新日:2018/09/17
カテゴリー:技術情報

オンラインショップで、商品を説明するために必要なのは商品を説明する文章だけではありません。商品の写真や動画も重要な情報です。

オンラインショップの黎明期とデジタルカメラの黎明期がほぼ同じであることを考えると、オンラインショップでモノを売るためには写真があるほうが良いことがわかります。写真は文章の何倍もの情報を伝えることができます。

これを突き詰めると、オンラインショップでは文章による商品情報が不要である、と考えるのも無理ないかもしれません。特にブロードバンドが普及し、スマホでも高解像度の写真が利用できるようになった現在、文章で書かなければいけない情報は以前に比べて少なくなったように思います。

動画ではその傾向が更に強くなります。動画には写真の何倍もの情報量があり、まるで手に取るように商品を見たり、TVのCMを見ているように商品を見ることができます。こうなると、文章で書く商品情報の必要性がますますあやしくなります。

これの反証として、文章のメリットを挙げて行きましょう。一番のメリットは写真では見せられないところを説明できることです。機械のパーツや構造などが良い例です。前もって、オンラインショップ用にそのような写真を準備しておける場合は良いですが、メーカー側から内部の写真の提供がない場合などは文章で説明するしかありません。

また、商品の持っている雰囲気や質感なども文章の方が伝わる場合があるでしょう。プロのカメラマンであればこのあたりをうまく写してくれるかもしれませんが、いつでもカメラマンに依頼できるわけではないはずです。素人写真を補うのは、丁寧に商品を説明する文章のはずです。

写真や動画に比べてテキストのほうが容量が小さいことも、大きなメリットといえるかもしれません。スマホなどでオンラインショップを利用する人が多い中、重いサイトてはユーザーが離れてしまいます。文章であれば、サクサク軽量なオンラインショップを実現できるでしょう。軽いWebサイトはGoogleにも好まれるため、訪問数も増えるかもしれません。

まとめると、写真や動画は情報量が多いですが、それ以上にサイズが大きいのが問題です。商品情報を書く際は、写真や動画では伝えることができないところを中心に、情報量が過剰にも過少にもならないよう、調整しながら書くと良さそうです。写真撮影する部門と文章を書く部門が分かれているオンラインショップは要注意です。

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