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オンラインショップの準備(梱包資材2):猫でもできるオンラインショップ26

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/09/26
最終更新日:2018/09/26
カテゴリー:技術情報

オンラインショップの梱包資材について考えています。箱以外の梱包資材についても、質と価格、用途のバランスを考えなくてはいけません。緩衝材は、価格と質の差が目に見えてわかるモノの一つです。

緩衝材といえば、いわゆる「プチプチ」を思い浮かべるひとも多いでしょう。プチプチは一般的にはエアーキャップとよばれます。どんなエアーキャップでも、使用する目的は同じなのですが、厚みやつくりの丁寧さ、さらに大きさや加工によって価格が異なります。安いものは破れやすく、厚みが薄く、カットを自分でやらなければいけないことが多いです。また、エアーキャップ部分の生成が不完全で、クッションの役割を果たさないものもあります。一方で、高額なものではエアーキャップのサイズも大きく、ある程度固い素材なので、簡単に割れたり破れたりしにくいのが特徴です。アクセサリーの梱包には前者が、家電など大型の精密機械を梱包するには後者が良いでしょう。商品によって、エアーキャップの使い分けが必要です。

なお、エアーキャップは静電気を帯びやすく、ゴミやホコリを吸い付けやすいため、梱包をする場所は常にきれいにしておかなければ、ゴミまみれの商品をお客様に送りつけることになりかねません。同じ理由で、エアーキャップの使いまわしは避けたほうが良いでしょう。

エアーキャップに限らず、緩衝材はかさばるものも多く、届いた瞬間にそれ自体がゴミになってしまうため、使うのを迷うところです。薄いフィルムに空気を充填することでゴミの量を減らしているものや、燃やすときに有害なガスが出ない天然素材のもの、Amazonなどが積極的に採用しているフィルムで固定するタイプのものなどもあります。値段だけではなく、お客様に届いたあとの処理のことまで想像を巡らせましょう。

梱包用テープは商品によって、厚み、粘着力、扱いやすさなどが異なります。安いものは厚みが薄く、くっついてほしいときにはくっつかないのにそうでないときは離れないという、なかなか厄介な特徴を持っています。特に扱い易さはポイントで、切れやすさやテープ自身の張り、貼る位置の修正のしやすさなどは梱包作業がスムーズに進むかどうかに大きな影響があります。おすすめなのは外側の梱包に使う、分厚くてしっかりとくっつく梱包用テープと、薄くて柔軟な内側の梱包用とを併用する方法です。内側用にマスキングテープを使うのも良いアイデアかもしれません。

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