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NASがイカれたシリーズ、その結末編

著者:馬詰道代
公開日:2019/01/22
最終更新日:2019/01/22
カテゴリー:雑記
タグ:

あれから、はや幾とせ、経ったことでしょう。
そうです。
NASがイカれてから、私があれこれチャレンジしてみたシリーズの結末です。
「NASがイカれた」とググればいくつか出てきます。
知らん間にシリーズ化、されています
(笑)
馬詰です。

前回はNASがいかれて、raspberry-piでHDDのマウントって何?の巻/で終わっていました。
これが11月2日の記事です。
ここから怒涛の日々です。
弊社で一番、必死こいて働いているのは私や!と実感する月間です。
今だに続いています。
今月末が締めの年末調整の法定調書。
まだ、放置です。

年末からこっちWebサイトからの求人応募が相次ぎました。
これは想定外です。
嬉しいイレギュラー発生です。
これ絡みで私の持ち時間がどんどん減っていきます。

という中、昨日、いつもは出向先で作業をしている社員が社内業務でした。
ことのついでにNASがイカれたシリーズの続きをやってもらいました。
前回とは違う社員です。
彼の知見にもなるであろう事案と「何でも勉強や」のゴリ押しです。
「何でも勉強や」という私ですが、横で見ていて勉強させてもらうのをすっかり忘れていました。

なので詳細は不明です。
悪しからず。

私が引っかかっていた”マウント”ができたようです。
すでにその存在を確認していた、生存しているであろう大切なデータ達はすっかり元気にしておりました。
私の手元に戻ってまいりました。

マウントする場面を見逃してしまったことについては、少々後悔は残りますが、まぁ、ええや!
めでたし、めでたし(拍手)でございます。

今回のことで私が得た知見は今後に生かされることでしょう。

そして、今後、NASを使うかどうかが懸案事項でした。
やはり新しいNASを購入することになりました。
今度はシンプルなタイプにします。
今回、イカれたNASは一つの箱の中にHDDが2つ入っているタイプです。
実はこれを設置したとき、一抹の不安がよぎりました。
今さらながら思い出します。
中にHDDが2つ入っていて、2つともに同じ状態にしておくことで、どちらかのHDDがイカれても、もうひとつがあるから問題ないよというものです。
しかしながら、箱が壊れたら2つともにアクセスでけへんのとちゃうの?という不安がよぎったのです。
なら、都度、バックアップ取れよという話ですが。

今回の事案はまさにそれでした。

箱が壊れた場合でもエラーメッセージは”HDDが壊れている”でした。
中のHDD、2つとも、”ハードディスクが壊れたランプ”が点灯していました。
メーカーに電話して話を聞きましたが、ハードディスクが壊れている可能性が大きいと言われました。
ランプがそう言うていますから、電話の向こうのお兄ちゃんもそう言うでしょう。
しかしながら、このお兄ちゃんより私の方がNAS歴は長いという自負がございます。
お兄ちゃんのNAS歴を確認していませんが年の頃からしても、実際にNASを使っている私の方が長いはずです。
そんな私はデータが壊れている気がしませんでした。
私は自分の直観(この場合、直感ではなく直観)を一番、信じています。
諦めきれず、ググったら何とかできそうかな気がして、あれこれチャレンジしたわけです。
最終、社員を巻き込んでやりましたが(笑)

実際、中のデータは生存していたわけです。

我が家でもNASを設置しています。
シンプルなタイプです。
そこに外付けHDDをUSBでぶら下げて、毎夜、決まった時間にNASからHDDにバックアップを取る設定にしています。
非常に楽チンです。

7、8年前にこのシステムを構築しました。
今まで、NASが先にイカれ、その2、3ヶ月後に外付けHDDがイカれるという事案が発生しています。
そのときの私は、NASが壊れても外付けのHDDなので、PCに直接繋いだらファイルにアクセスできるんやないの?と思ったわけです。
繋いでみましたができません。
その存在は確認できるのにできません。
これ、今思えば、NASから書き込まれているのでLinuxでマウントすれば見れたのかもしれません。
弊社の事案と似ているのかもしれません。

そのときは外付けHDDも壊れたのかと思いましたが、新しく買ったNASを介すれば、ちゃんと確認しファイルにアクセスもできました。
NASも外付けHDDもいつ何時、壊れるかもしれません。
取り急ぎ、私は外付けHDDのデータをまとめて、NASに放り込みました。
これで、NASと外付けHDDの中は同じ状態です。
このあと、予感通りに外付けHDDも壊れました。
また、新しい外付けHDDを買って、常にNASと同じ状態になるようにしました。

このことがあったので、HDDを2つ内蔵しているNASでも外付けHDDでバックアップを取った方がええんやないやろか?と思っていました。

今回の弊社の事案、新しくNASを買い、取り出したHDDをそれに繋いだら簡単に確認ができたのではないでしょうか。
そんな気がします。
新しいNASを買ったら試してみたくなっています。

ということで、

  • 何事もシンプルが一番
  • 備えあれば憂いなし
  • 諦めるな、食い下がれ
  • Linuxはマウントがキモ
  • Be-PCは大事
  • 以上を勉強させていただいた『NASがイカれた』シリーズはめでたく”完”でございます。

    余談ですが、弊社のブログにはいろいろシリーズ化されている記事がございます。
    それをググるのも面白いかもですよ。

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