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社員二桁の壁が崩壊するまでの巻

著者:馬詰道代
公開日:2019/03/31
最終更新日:2019/03/31
カテゴリー:雑記
タグ:

2年前、弊社の社員は2人でした。
技術担当社員と私です。
馬詰です。
杉山と高木はカウントしません。
現在は11名です。
5倍です。
すごいやないですか?!
社員数を二桁に持っていくのはなかなか大変なのです。
反対の立場になってみてください。
可愛い我が子の採用された会社が社員2人ですよ。
「ええとこ見つけたなぁ、頑張りやぁ」って言えます?
親の立場ならなかなか言えません。
「えっ?大丈夫なん?ほかにもうちょっと見映えのするとこなかったん?」
もしくは、
「あかん!あかん!そんなとこ、やめとき」
と反対するのでないでしょうか。
実際、私は「ほんまにええの?うちで?」と内定を出した社員に言いました。
「お父さん、お母さんにちゃんと話した?」とも。

その彼のあと、棚ぼたのように2名、入社しました。
この彼らについてはもっと給与の高いところに行けたと思うのに弊社です。
ひとりは自ら、ひとりは私が口説きました。
「うちみたいなちっこいとこでいいの?」と言うた同じ口で、「どう?うちに入らへん?」と口説く私もどうかと思います。

今さらながら、弊社の嘘っぱちを暴露します。
私が入社した頃、弊社の会社案内やWebサイトには社員数30名とか記載されていました。
週1回パートで出てくる私には社員数なんてどうでも良かったので、さして気にも止めていませんでした。
私の仕事は会計ソフトの入力と請求書発行、その他書類作成ぐらいです。
給与計算をするようになったのは随分あとです。
この数字はSESで稼働している技術者の数やったと随分経ってから知りました。
私の仕事のひとつ、会計ソフトに会ったこともない人の給与明細を打ち込むことがあったので、形式上の社員が存在していたのだと今さらながら思います。
案件によって契約社員にしなければならなかったのだと、今ならわかります。
当時はなんやしら言うに言えん胡散臭さを薄々と感じつつも、私が立ち入るべきことではないという線引きもあり、私には何の支障もないからええやと思っておりました。

こんなええ加減さは弊社だけではないですよ。
Webサイトや会社案内に書かれている社員数、アテにならへん会社さん、ようさんおまっせ!
ちなみに今の弊社はいろいろ経験して心を入れ替えました。
バカ正直に運営しています。
私に至っては面倒くさい契約はいらんねんスタンスで営業しています。
数字を上げなあかんなんて、これっぽっちも考えていません。
私に営業成績を求めるなとさえ思っています。
それより、経常利益が気になります。

そして、ベルリンの壁のように社員二桁の壁が崩壊しました。
その前に、クローバーフィールドには革命が起こりました。
これを君ブロ事変とも言います。
知らんけど。

社員二桁の壁が崩壊した今、調子こいて社員を増やせたらと思うこのごろです。
しかし、社員を増やすとそれだけ責任が重くなります。
また、いろいろややこしいことも起こるでしょう。
会社としての決めごとはなるべく正直にシンプルにするのがベストやと実感しています。
明日から始まる「働き方改革」とやらも含めて正直かつシンプル運営をモットーに引き続き精進する所存でございます。

年度末にてまとめてみました。

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