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イメージすることが大事でキーワードは『できる気ぃしかしいひん』の巻

著者:馬詰道代
公開日:2019/04/25
最終更新日:2019/04/25
カテゴリー:雑記
タグ:

先日、来社された某営業さん。
若人です。
うちの娘と同じぐらいです。
今後のことを思案されています。
老婆心ながら、偉そうに「イメージやで、その先をイメージできるかやで」とお節介を焼きます。
何か新しいことをするとき、私はそれをイメージできるかで一歩を踏み出します。
イメージできることは大抵できます。
ていうか、やります。
そのイメージ通りになるよう持っていきます。
そう動きます。

娘の高校受験のとき、最終の進路決定で私はハッタリをかましました。
その当時、中学3年生の1年間で定期試験以外に5回の実力試験がありました。
公立高校を受験する場合、内申点と個々の実力で受験する高校を決めます。
実力試験の平均がその子の実力とみなします。
娘の高校受験は私が勉強を教えました。
最終決定は本人に決めさせます。
私の人生ではないので節目節目の決断は子どもにさせます。
どちらのお子様も実力試験は上がったり下がったりするようでそこで平均を取るようです。
わが家の娘はうなぎのぼりでした。
始まりがそう高くないので上がる余地が十分にあったからです。
同じ身長で体重50キロの人が45キロに減量するより、70キロの人が50キロに落とす方が簡単なんちゃうの?というのがそのときの私の考えです。
ちなみに上位層の子どもは点数を取りにいくより、どれだけ失点しないかがキモになります。
こちらの方がはるかにハードルは高いのです。

最終進路を決める三者懇談では、ベテランの担任の先生に「彼女の場合、成績が上がっているので平均での話がしづらいですが、お母さん、その高校は微妙ですよ」と危ぶまれます。
大抵の親御さんは学校や塾の先生に言われると「そうかいな」と思うようです。
私は内心、はぁ、先生、何いうてんの?と思います。
そこで私はハッタリをかまします。
「先生、この子は、まだ、伸びるんですわ。この高校に受かるんですわ」と宣言しました。
我ながら勝負師です。
私の頭には彼女がそこに通う姿しかイメージできません。
娘には「母さんは受かる気しかしぃひん。受かると思ったら受かるねん」と暗示をかけます。
そして、私のハッタリは見事に当たりました。

イメージし言葉にし口に出して具現化する。
これは非常に大事です。

できるかな?なんて思ったことは大抵できません。
キーワードは『できる気しかしいひん』です。
やりたくもない、やったこともない営業でしたが、それをしようと思ったときイメージできましたし、できる気ぃしかしませんでした。
当時、他で営業をお願いした人もいました。
その頃、弊社はしょうもない噂を流されていたようで、そんな中で営業はしづらいと思われたようです。
その方はそれを理由に辞退されます。
やっぱり私がするかい?!となりました。
外の様子を知らない私はそんな噂なんて屁ぷーでした。
知らないから怖いもの知らずになれます。
大した営業はしていませんが、相変わらずハッタリをかましながら2年過ぎています。

イメージするのと妄想は意味が違います。
根拠のあるイメージが大事です。
また、『できる気ぃしかしいひん』と言えるにはそれ相応の努力を要します。
『毎朝6時に起きて1時間勉強してから学校に行く』を中3のときの娘と約束しました。
「それぐらいしな成績は上がらんよ、するかせえへんかは自分で決めなさい」と伝え、本人が決めました。
土日も盆正月もありません。
当然、私もそれに付き合います。
ある日、学校から帰ってきた娘が言います。
「『塾に行かんと勉強しろってお母さん、めっちゃ厳しいなぁ』と友だちに言われた」と言います。
これはなかなか真理をついています。

自分で自ら勉強するというのはなかなかしんどいことのようです。
しかし、それで得た力は本物です。
本番でキチンと発揮します。
付け焼き刃で習得した力はクソの役にも立ちません。

イメージすること、それに向けて継続的に努力すること。
これで道は拓けます。
知らんけど。

そして、私は弊社の将来をイメージしています。
オワリ。

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