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わたし、四半世紀前から定時で帰っています。

著者:高木信尚
公開日:2019/05/25
最終更新日:2019/05/28
カテゴリー:雑記

高木です。こんにちは。

現在テレビでは、『わたし、定時で帰ります。』というドラマをやっているようですね。
我が家にテレビはないのですが、ワンテンポ遅れるものの情報は入ってきています。
ちなみに馬詰宅にもテレビはないそうです。

さて、その『わたし、定時で帰ります。』ですが、そのタイトルを見たときに真っ先に感じたのが、私はかれこれ四半世紀前から定時で帰っているぞということです。
私が大学を卒業して、しっかり残業していたのは最初の2年ぐらいだったと思います。
ドラマの主人公も、就職したばかりのころは相当残業をしていたようなので、私も似たようなものですね。

違うのは、私がまだ20代だったころは働き方開拓とかワークライフバランスとか、そんな概念があるはずもなく、そういう時代に自分一人定時に帰るのは相当空気を読まなかったと自覚しています。
当時の私は、仕事が嫌いだったわけでもなく、私生活を重視しようとかいうことでもなく、悠長に残業しているほど暇ではなかったというのが実際のところです。

20代のころの私は京都に住んでいました。
会社は17時が定時だったので、まだ日が暮れる前にいったん帰路につきます。
それから、たとえば滋賀県に出かけて、最終的に帰宅するのは最終電車かそれに近いということが毎日のように続いていました。

今世紀に入ると、大阪に住むようになりました。
当時はフリーランスとして昼間は客先に常駐していました。
ただし、それは本業ではなくアルバイトみたいなものだったのです。

定時で帰ってからが本業です。
自宅で午前2時まで仕事をして、朝5時には起床して仕事を始めます。
午前7時になると出勤の支度をして、いったん常駐先に向かいます。
土日も祝日も自宅でずっと仕事でした。

現在はというと、日中は原則として客先にいるのですが、17時過ぎになれば帰ります。
帰るといっても帰宅するのではなく、帰社するのです。
それから自社の仕事を20時ごろまで行います。
実際には帰社してもこれといった仕事がなく、馬詰の邪魔をするだけのこともありますが、それでも帰社します。
毎日顔を合わせることの大切さを理解しているからです。

帰宅すればもう仕事をしないかといえば、そんなことはありません。
土日や祝日でも関係なく、いろいろな仕事をやっています。

私の場合、働き方は誰からも強制されることがありません。
自分で方針を決めて、自分で実行しています。
体調が悪いときなどは無理をせずに休みます。

自分で決めて、自分の責任でやっている分には何も苦になりません。
これが、やらされているのだとすれば、相当辛いでしょうね。

私はいいですが、社員にはこんな無茶なことは要求できません。
仮にめちゃくちゃ働きたいという社員がいたとしても、許可することはできません。
そう考えると、会社員というのは(いろいろな意味で)不自由な立場だということを再認識させられますねえ。

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