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社員に過保護過ぎる件

著者:馬詰道代
公開日:2019/06/15
最終更新日:2019/06/15
カテゴリー:雑記
タグ:

我が息子には、「母さんは過保護すぎひん」とおかしな関西弁で称されている馬詰です。
友だち同士で、おかんネタで盛り上がるのでしょう。
「お前のオカン、過保護や」とか「過保護やない」とか。
19の終わりに家を出た長男ですが、そのひとり暮らしの部屋に行っても、一般的おかんのように掃除をするなどということを、私はいまだかつてしたことはございません。
足の踏み場がないほどレポート用紙やなんや転がっていても、「ええ加減、片付けや」も言いません。
よその家に行ってそんなことを言うのは失礼やないですか。
よその家のトイレを勝手に掃除するとか、失礼極まりないと思う私です。

そんな私が弊社の社員に対しては我ながら呆れてしまうぐらい過保護です。
先日、私がちょんぼした東京出張でもそうです。
新幹線と宿のチケットの手配はまぁええでしょう。
新幹線を降りてからの目的地まで、何に乗るかに始まります。
用が終わって目的地からホテルまでは、長旅で疲れたでしょうよと、タクシーを使ってもええよと言う太っ腹ぶりです。
いや、これはタクシーなら幾らぐらいかかるのかを調べて、この程度ならいいかという判断です。
それでも都会のことです。
電車でも問題ない距離です。
タクシーに乗ったかどうかは知らんけど。
今、まさにその真っ只中なので。

ホテルも朝食付きにしました。
バイキング形式です。
美味しそうです。
ホテルから帰りの新幹線までの経路も提示しています。
また、出発前にホテルに電話して、チェックインの連絡までしました。
至れり尽くせりです。
過保護過ぎます。
という新大阪発から新大阪着までの旅程を作りました。
その旅程には万が一、不測の事態発生のときの連絡先も記しました。
当然、私の携帯番号です。
なんかあったら私が対応する勢いです。
今のところ何もないようです。
インターン生の学生も連れて行くので気を使います。
ていうか、裏を返せば、ガチガチに縛られている感満載の旅程です。

過保護とは自由でない、ということを再認識しました。
私は縛られたくないので、自分の責任において何でも自分でしたいタチです。
ひとりで海外に行く長男は家族カードで飛行機を手配したりします。
旅行から帰ってくるとカードの明細を要求し1円違わず返してきます。
「出世払いでええねんで」という私に
「自分のお金で行かな、母さん、うるさいやろ」と言われます。
よう、わかってます。
そうです、親のお金で行くなら、ヤイヤイ言います。
当然です。

会社のお金の出張です。
ガチガチの旅程です(笑)
まっ、当然です。

また、社員全員については現場までの交通経路もいろんなパターンを調べます。
本人より私の方が調べるときもあります。
そして、かかる費用より毎日のことやから楽な方を選びやと、寛大です。
また、我が子の健康状態より社員の日々の健康状態を把握しています。
我が子の健康状態は数ヶ月に1回、送られてくる健康保険組合からの通院歴を見て知ります。
月一の帰社時にしか会えない社員もいますが、それでも月一には電話で喋ったり会ったりしているわけです。

私自身、出たら出っぱなしでいちいち動向を家族に把握されたくないし、そんな必要もないやろと思うタチです。
自分が嫌なことは基本、ほかの人にも要求しないようにしています。
それでも立場上、社員とは折々にコンタクトを取る必要があります。
社員によったら、便りがないのはOKの記しという取り決めをしたり、マメにコンタンクトを取ったりします。
離れて暮らす子どもよりコンタンクを取っている社員もいます。

ほんま、困ったものです。
これはまだ、私ひとりの手に負える人数ゆえのことだと思います。
増えていくと、他のことは誰かに任せて、社員対応のみ私というのもありかもしれません。
さて、東京に行った面々は無事に新大阪に帰ってくるでしょうか。

ここだけの話。
品川駅にはU2のさいたまアリーナでのライブのポスターが貼ってあるようです。
出張の面々、品川駅からすでに新幹線に乗っているとは思うのですが。
ポスターを見つけて写真を撮ってくるなんて技、誰も持ち合わせていないでしょうね。
残念・・・

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