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ORACLEMASTER 備忘録6(5/11)

著者:伊関星児
公開日:2020/07/04
最終更新日:2020/07/09
カテゴリー:技術情報
タグ:

ORACLEMASTER 備忘録6(4/10)

続き

・SYSTEM表領域およびSYSAUX表領域の名前は固定。それ以外の表領域名は自由に変更できるが、データベース内にUNDO表領域と一時表領域は最低一つ必要。また、ユーザーが表を作成することができるユーザー用の表領域も準備する必要がある。

 

 

表領域の管理

 

表領域の新規作成

EM Expressによる表領域の新規作成

  • EM Expressの「記憶域」メニューの「表領域」をクリック。
  • 「表領域」ページが表示され、現在データベースにある表領域がリストされる。
  • 「アクション」メニューの「作成」をクリック。
  • 「表領域の作成」ウィンドウが表示される。「名前」フィールドに名前を入力して、ほかの詳細を確認し「>」ボタンをクリック。
  • 「データファイル」フィールドにファイル名を入力して「+」ボタンをクリック。ファイル・サイズや自動拡張の指定などを確認して「>」ボタンをクリック。
  • ブロック・サイズとエクステント割り当てを確認して「>」ボタンをクリック。
  • ロギングを確認して「>」ボタンをクリック。
  • セグメント領域の管理と圧縮を確認して「>」ボタンをクリック。
  • 確認画面で「OK」ボタンをクリック。

10、新しい表領域が作成される。

 

・SQL文を使用した表領域の新規作成

SQL文を使用して表領域を作成するには、「CREATE TABLESPACE文」を使用する。文内で「データファイルのサイズ」と「ファイルのパス」を指定する。データベースは制定された通りにデータファイルを割り当ててフォーマットする。

 

・表領域の作成

CREATE TABLE SPACE 表領域名 DATAFILE ‘データファイル名‘ SIZE サイズ

[EXTENT MANAGEMENT LOCAL{AUTOALLOCATE|UNIFORM SIZE サイズ}]

[SEGMENT SPACE MANAGEMENT{AUTO | MANUAL}];

 

表領域を作成する際には、以下のオプションを指定できる。

・EXTENT MANAGEMENT LOCAL

・SEGMENT SPACE MANAGEMENT

 

EXTENT MANAGEMENT LOCAL

EXTENT MANAGEMENT LOCALは“ローカル管理表領域”の指定である。ローカル表領域では、その表領域内のすべての「エクステントの割り当て情報」が、ファイルのヘッダーに格納されているビットマップを使用して追跡されるため、エクステントの割り当て及び解除のパフォーマンスが向上する。

また、ローカル管理表領域では、エクステントサイズを自動的に管理するか、特定のサイズの均一エクステントで管理するか指定できる。デフォルトは「AUTOALOCATE」(自動管理)。

 

・ローカル管理表領域のエクステントサイズの管理方法

AUTOALLOCATE:

データベースが自動的にエクステントの割り当てを管理する。最小エクステントサイズは64KB。デフォルト値。

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