PCP: C++ Preprocessor
コマンドの実行

PCPを実行するには、コマンドラインから次のコマンドを実行する。

pcp [オプション...] ソースファイル名

指定できるオプションは下表のとおり。

オプション 意味
-A <file> オートリンク情報のファイル名を指定する。
-c <file|directory> pcp.iniを探すディレクトリまたはpcp.iniの代わりのファイルを指定する。
-D <name>[=<value>] 定数値を定義する。
-e <encoding> 出力ファイルの文字エンコーディングを指定する。
-d or –debug デバッグモード
-h or –help ヘルプ情報
-I <dir> インポートディレクトリの追加
–ini 内部で保持しているini情報を表示する。
-M [<file>] makeのための依存情報を出力する。
-m <data-model> データモデル(LP64等)を指定する。
-o <file> 出力ファイル名を指定する。
-T <toolset> ツールセットを指定する。 [デフォルト: iso]
-u 基本文字集合以外を国際文字名に変換する。
-v or –version バージョン情報
-x <language> 対象言語を指定する。 [デフォルト: c++17]

ツールセットには以下を指定可能

ただし、現状では生成コードに影響を与えるのはmsvcを指定した場合のみ。

対象言語には以下を指定可能