PCP: C++ Preprocessor
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PCP: C++ Preprocessorの簡単な使用例
PHPのコードは <?php で始まり、?> で終わるタグとして記述する。
以下は、PCPで前処理を行う時点でソースコードに乱数を埋め込む例である。
この random.pcp に対してPCPで前処理を行うには、次のコマンドを実行する。
コマンドが成功すれば、生成されたコードが標準出力に書き込まれる。
これをリダイレクトしてファイルに書き込んでもよいが、出力先ファイルを指定したければ -o オプションを指定することもできる。
PCPが提供するAPIの多くは文字列を返す。 文字列や数値は echo を用いて出力することができるが、<?php の代わりに <?= を使用すれば、echo 省略することができる。
PCP APIの各関数や定数は、pcp名前空間に属している。 PHPで名前空間を指定するには、関数名や定数名の前に pcp\ を付加する。
上の例では、APIの使用例として pcp\pascal_case 関数を使用している。 pcp\pascal_case は引数として与えた文を元にパスカルケースの識別子を生成する。 今回の例では、ThisIsAPen が生成されることになる。