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Raspberry Pi 2の意外な弱点

著者:高木信尚
公開日:2016/01/17
最終更新日:2017/12/27
カテゴリー:雑記
タグ:

こんにちは、高木です。

なかなか時間がとれずに放置していたRaspberry Pi 2を最近になって触り始めました。
RaspbianもバージョンアップしてJessieになったりして、以前とはちょっと違った印象を受けています。

バージョン2は、CPUもCortex-A7なのでクアッドコア900MHzと高性能です。
ハイエンドなPCやゲーム機などと比べれば非力なのは確かですが、私が普段関わっている組込み機器と比べればかなり高性能なのです。

バージョン1のときは、Raspberry Pi上でプログラムをコンパイルしようとするととんでもない時間がかかっていました。
けれども、バージョン2ではよほど時間がかかるような規模やソース構成でないかぎり、まあ許容できる範囲です。

これであれば、クロスコンパイルを考えるより、Raspberry Pi 2上で直接コンパイルするほうが便利ではないかと思います。
コンパイルしてからプログラムを転送する手間が省けますし、デバッグもリモートでやるより便利でしょうから。

というわけで、このRaspberry Pi 2を使えば、いろいろな機器を作ることができそうです。
イーサネットもUSBもGPIOもありますし、安価なので、必要なら何枚か使って機能分散してもいいと思います。

たとえば、演算部分に1枚、ユーザーインタフェースに1枚、デバイスの制御に1枚という風にです。
リアルタイム制御が必要なら、Arduinoなどと組み合わせてもいいですね。

こんな魅力的なRaspberry Pi 2ですが、意外な弱点がありました。
いや、Raspberry Pi 2だけではなく、Raspberry pi B+でも同じだったと思うのですが、私が気づいていなかっただけです。

その弱点というのは、マイクロSDカードが非常に抜けやすいということです。

Raspberry Pi 2にとってのマイクロSDカードは、リムーバブルメディアではありません。
ハードディスクもSSDも持たないRaspberry Pi 2にとっては、マイクロSDカードは固定ドライブなのです。
それが抜けてしまうと、システムはまったく動かなくなってしまいます。

私も、何度も画面がフリーズしたり、起動しなかったりという経験をしました。
最初、「なんて不安定なんだろう」とも考えましたが、おかしくなった状況はすべてマイクロSDカードが抜けていたことが原因でした。

やはり、むき出しのボードをそのまま使うのはダメですね。
せめてケースにいれるなどしないと……。

これで何らかの機器を作った場合は、筐体に入れるのでマイクロSDカードが抜けるという問題は少なくなるでしょう。
ただ、それでも衝撃を与えると抜ける可能性はそれなりにあります。

落下強度が必要な機器に使用するなら、これは考えものです。
ボードを何枚か使いするなら、その分リスクが高くなります。

できれば、Raspberry Pi 2のスペックを持ったCompute Moduleがあればいいですね。

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