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GCC 7.1がやっと使える。

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2017/07/04
最終更新日:2017/07/03
カテゴリー:技術情報 雑記
タグ:

高木です。おはようございます。

以前にも書いたように、MSys2の環境でGCC 7.1が使えるようになるのを待っていました。
今月に入ってからは、しかたがないのでClang 4.0で代替することを考えていたのですが、昨日ようやくGCC 7.1がpacmanでダウンロードできるようになりました。

これでようやく、C++17を使ってTcl/Tkラッパーを作れるようになります。

待っている間にもいろいろ構想は練っていました。
Thread拡張を使うのかどうかとか、スレーブインタープリタを使うのかどうかとか、Ttkをデフォルトにするかどうかとか、そういったことをいろいろ考えていたのです。

今の時点で、それらに対する結論を書くのは控えておきます。
追々、私が出した結論については触れていきたいと思います。

私が関わる開発では、ユーザーインタフェースより内部処理に重きが置かれるもののほうが多いように思います。
もちろん、ユーザーインタフェースも大事なので、ないがしろにすることはできません。
けれども、ユーザーインタフェースの都合で開発環境を決めることはできない場合が多いのです。

結局、パフォーマンスその他の理由からC++を選ぶことが多いのですが、その場合、ユーザーインタフェースの開発環境の選定にはいつも困ります。
常々書いているように、私はWebアプリケーションが嫌いですし、可能な限りWebアプリケーションにすることは避けています。

そういう事情もあって、手軽に使えるデスクトップのGUI開発環境が不可欠なのです。

C#も悪くはないのですが、C++と結合するのは面倒なことがたくさんあります。
QtやwxWidgetsのような、GUI以外のことまで口を出すツールキットは好みません。

だから、Tcl/Tkなのです。
Tcl/Tkはライセンスが非常に緩いのも魅力です。

本業の合間を縫っての開発なので、亀のような歩みになるとは思いますが、少しずつでも進めていきたいと思います。

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