信じて待つことの難しさ

高木です。おはようございます。

人と人との信頼関係というのはなかなか難しいものです。
人間というのは、みんながみんな同じ価値観を持っているわけでもなければ、同じ行動原理、行動規範に従っているわけでもありません。

自分ならこうするから相手もこうあるべきと考えていると、いろいろ不幸なことが起こり始めます。
つまらないことから誤解が生まれたり、相手のことを信じられなくなったりするのです。

今回の話は、相手のことを信じて待つというのが、実はすごく難しいことだということについてです。
親子や夫婦のような関係であっても、相手のことを信じて待つというのはそう簡単なことではないのです。

相手のことを信じられなくなると、期待した結果を得るために、何度も相手に意思確認や状況確認を行わなければならなくなります。
そうやって、意思確認や状況確認を繰り返すと、相手の方は、自分のことを信じてもらっていないことに気づき、不快感を持つことでしょう。
結果、放置していればうまくいったはずのことが、うまくいかなくなったりするのです。
要するに「逆効果」ですね。

本当に相手のことを信用しているのであれば、時間や場所などの必要事項の連絡は必要ですが、それ以上は何もいうことはないはずなのです。
相手のことを信用していなければ、何度も何度も確認しないといけなくなります。

ネット通販で買い物をした場合のことを考えてみてください。
配送担当の会社が、大手の宅配業者であれば何の心配もありません。
多少時間がずれることはあっても、ちゃんと期待通りの日に届けてくれます。

ところが、本来は宅配業者ではなく、企業間の配送業が中心の会社が配送担当だったとしたらどうでしょうか?
そういう会社の場合は、配達予定日なんかあってないようなものだったりします。
宅配メインでやっている会社と比べれば、明らかにサービスの質が違うのです。

こうなると、もう信用できなくなってきます。
何度も何度も追跡サービスを利用して、ちょっとでも怪しければ問い合わせの電話をしなければならなくなります。
多くの利用者がそんな風に考えるから、対応に追われてかえって遅配が起こるということもあるかもしれませんね。

「信じて待つ」というのが前者の状況です。
相手のことを信じられないから後者のような状況に陥るのです。

さて、ここからが本題です。

プログラマーなんかをやっている人の中には、自閉症スペクトラムなどの特徴を持つ人が少なからずいます。
そのような人たちは、多数派の人たちとは思考パターンや行動パターンが異なる人もいるのです。

「普通ならこうするだろう」とか、もっといえば「こうあるべき」と期待する言動をしてくれないことが多々あるのです。
その結果、どんどん不安が募っていく人もいるのだと思います。

そして、何度も何度も意思確認や状況確認を繰り返します。
そんなことをやればやるほど、信頼関係は壊れていくしかないんですけどね。

先にも書いたように難しいことはわかっているのですが、信じて待つことが本当に大切なんですよ。