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採用したい具体的な人物像をイメージすると発達障害者が浮かび上がる。

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2017/09/13
最終更新日:2018/06/21
カテゴリー:雑記

高木です。おはようございます。

クローバーフィールドでは、ここのところ採用活動に力を入れています。

ずっと求人を出していると、よほど定着率が悪いのではないかと思われることがあります。
けれども、弊社の場合はそもそもの応募者が少ないこともあって、このような対応になっています。

昨日、今後採用したいのは具体的にどんな人物像かについて馬詰と話しました。
といっても、ちょっとした雑談程度ですが。

タイトルにも挙げたように、そこで浮かび上がってきたイメージはどう考えても発達障害者なのです。

誤解がないようにあらかじめ断っておきますが、少なくとも私は発達障害についてはそれなりに理解しているほうだと思います。
私の子供も自閉症スペクトラムだとか、その疑いとかの診断を受けています。
私自身は面倒くさくて診察を受けていませんが、類似の傾向を自覚していることや遺伝的なことから考えて、その疑いは濃厚だと思います。

ですので、発達障害者に対して悪い意味で差別したり、偏見を持ったりということはありません。
もちろん、発達障害の長所だけでなく、短所も理解しているつもりです。
採用にあたっては、発達障害者であれば誰でもよいわけではありませんし、ましてや発達障害者でなければならないわけでもありません。

技術者とか芸術家とかは、マニアックにのめり込むタイプのほうが力を発揮しやすいことがあります。
関係者との調整など、どちらかといえばコミュニケーション能力が重要になる技術者の仕事も多々ありますが、同じ人物が両方こなすことを期待するのは酷というものです。
中にはできる人もいるでしょうが、どちらか一方を選ぶなら、現時点ではマニアックなほうだということです。

ひとつ懸念するのは、そういう人たちは、本当に正社員として会社組織に所属したいのだろうか? ということです。
私がサラリーマンをやめたのは、表向きにはいろいろな理由がありましたが、結局は会社勤めに向いていなかったからだと思います。
過集中と虚脱状態を繰り返すようでは無理もありませんね。
過集中といっても、私の場合はトイレに行くのを忘れるほど酷くはないですけど。

若いころは、過集中状態の私を見て過大評価する人たちが多かったので、結構困惑したものです。
最近では、安定して大したことがないよりは、一時的にでも力を発揮できる瞬発力があったほうがよいだろうと開き直っています。
気が向いたことにしか力を発揮できないのは、まあお約束です。

私が常々主張するように、その人が持つどんな特性も、それを活かすことができれば長所になりますし、活かせなければ短所になります。
発達障害者は、自分のダメなところを見て落ち込む暇があるなら、持てる力を引き出すことに全力を注いだほうがいいでしょうね。

本当はいろいろな人材をもう少し幅広く採用したいのです。
けれども、現在の状況ではなかなかそれもかないません。
それならばということで、ある程度狙いを絞っていく必要があるのです。

というわけで、周囲から変わり者呼ばわりされるようなマニアックな方は大歓迎です。

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