キャッシュを利用する:猫でもできるWordPressサイトの高速化04

さて、いよいよ高速化の具体的な手法について説明していきます。まずは、一番効果がある可能性のある「キャッシュの利用」について考えてみましょう。キャッシュは大きく2つに分けることができます。ひとつはサーバー側で準備しておくキャッシュ、もうひとつはアクセスしたユーザーの端末上に蓄えられるキャッシュです。まずはサーバー側で準備しておくキャッシュについてです。

以前お話したように、WordPressはアクセスがある毎にデータベースからデータを呼び出し、HTMLを生成して表示しています。これがWordPressの仕組みの根本でありながら、一方でスピードを遅くしている原因でもあります。これをなんとかする方法の一つが「キャッシュ」の利用です。あらかじめページを生成しておき、ユーアーのアクセスに備えます。

これを実現する方法は色々ありますが、WordPressの便利な特徴のひとつである「プラグイン」を使うとかんたんです。キャッシュ機能を実装できるプラグインはいろいろありますので、「WordPress キャッシュ プラグイン」などで調べてみると良いでしょう。プラグインは2つか3つに絞りこめると思いますので、お好きなものをお使いください。サーバー側で準備できるキャッシュには、「ページキャッシュ」「オブジェクトキャッシュ」「データベースキャッシュ」などがありますが、「ページキャッシュ」を実装できるものをお選びいただくとよいです。

次に、アクセスしたユーザーの端末上に蓄えられるキャッシュについてです。これはプラグインで実装するものではなく、サーバーの設定で行います。ちょっと専門的になりますが、Apacheを利用しているサーバーであれば、ファイルの種類(HTMLファイル、CSSファイル、JPEGファイルなど)毎に保存期間(mod_expires)を設定する形で行います。詳細は「WordPress htaccess mod_expires」などで調べると良いでしょう。「ご利用のレンタルサーバー名」に「mod_expires」を組み合わせて調べても良いです。多くの先人が最適な設定を提案してくれるはずです。

さて、各種キャッシュを設定するとWebサイトの速度は早くなりますが、かわりにいくつかの問題が発生します。一番の問題は、サイトの内容を更新した際にそれが反映されないことがあることです。キャッシュの更新設定がきちんとできていないと、せっかくページを更新しても、アクセスしたユーザーには古いページが表示されてしまうからです。ここにさえ気をつければ、キャッシュは高速化に大きな効果があります。

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