低速な外部サーバーとの接続を減らす:猫でもできるWordPressサイトの高速化07

前回の記事で外部のデータを参照、という話題を上げましたので、その流れに沿って話を続けます。外部からデータを引用する目的はいくつかありますが、代表的なものは広告、SNSウィジェット、アクセス解析ツール、そして前述のCDNでしょうか。引用元のサーバーの速度が遅かったり、うまく接続できなかったりすると、自分のサイトの表示も遅くなってしまいます。低速なサーバーとの接続を減らす方法について考えていきましょう。

CDNはそもそも、世界中どこからでも安定してコンテンツを配信できる仕組みです。頻繁にダウンしてしまうようなサービスでない限り問題ないと考えて良いでしょう。CDNは、特に海外向けのWebサイトでは絶大な威力を発揮します。

次に、現在のWebサイトでは当たり前となっているSNSウィジェットです。SNSウィジェットはなかなかの問題児で、いろいろなサイトで読み込みが完了しない原因になっているのを見かけます。SNSウィジェットで実装できる機能やコードはシンプルなものなので、提供されるウィジェットをやめて自分で組み込むことをおすすめします。測定の精度などが悪くなる可能性もありますので、バランスを見ながら判断したいところです。

そもそも、SNSは主に担当者不足が原因で、うまく運用できていないことも多いのが現状ではないでしょうか。もしそうなのであれば、無理してウィジェットやSNSのボタンを埋め込む必要がないかもしれません。Webの更新の都度、各SNSにきちんと投稿するほうが、集客にも告知にも、そしてWebサイトの高速化にも有効ではないでしょうか。

一番検討の余地があるのが広告についてです。企業サイトやオンラインショップはともかく、個人のブログやまとめサイトなどでは広告による収入を目的にしている場合も多いと思います。しかし、多すぎる広告はページの表示速度を遅くするばかりか、ユーザーの使い勝手が悪くなり、アクセス数減少の原因にもなりかねません。稼ぎ頭となる広告を見極めて、表示数と速度との調整が必要です。

アクセス解析ツールが提供してくれるデータはすべての分析の基本なので、必要ではあるのですが、これの読み込み速度がボトルネックとなってユーザー体験が悪くなることがしばしばあります。これはGoogle Analyticsであっても例外ではなく、読み込みが終わらないとおもって通信状況を見てみると、Google Analyticsの読み込みや処理が終わっていないことが原因のことがあります。あまりにもレスポンスが悪い時(数秒以上かかる時)にはGoogle Analyticsの読み込みを止めてしまう、という対処方法もありますが、ここを止めてしまうとPDCAが回せなくなるなど問題がありそうですので、できるかぎり有効にしておきましょう。アクセスが十分にあるサイトであれば、統計データを理解した上で、数アクセスに一度だけGoogle Analyticsが有効になるように実装するのもありです。

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