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Search Regex:猫でもできるWordPressのプラグイン選び06

著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/01/21
最終更新日:2018/01/21
カテゴリー:技術情報
タグ:

今回ご紹介するプラグインは「Search Regex」です。「検索(Search)」と「正規表現(Regex =Regular Expression)」を組み合わせた名前がつけられていますが、どのような機能を持ったプラグインでしょうか。

Search Regexはひとことでいうと「登録されたコンテンツを検索/置換」することができるプラグインです。WordPressはMySQLというデータベースを使っています。本来、データベースは登録されたデータの検索/修正/削除などは自由自在なのですが、WordPressユーザーが意図せずデータを消したり改変してデータベースを壊したりすることがないように、通常のやり方ではデータベースに直接アクセスすることができないようになっています。Search Regexはこの「直接データベースを編集する」のをサポートしてくれます。しかも、複数の投稿/固定ページについて、一度に編集することができるのです。

直接データベースを編集する必要があるのは、どんな時でしょうか。例えば、WordPressサイトの引っ越しなどでサイトのURLが変わった場合などのことを考えてみましょう。WordPressの各投稿や固定ページに与えられているURLは、データベース内に登録されているホームページURLと、各ページのスラッグを組み合わせて生成されるため、管理画面から設定を変更することでURLの変更に対応できます。しかし、投稿や固定ページのコンテンツ内で、同じサイトの他のページを参照している場合、そのURLは手作業で変更しなければいけません。こんな場合、データベースから古いURLを探して、新しいURLに置き換える、というような使い方ができます。

さて、ここまではプラグイン名に含まれていた「正規表現」の機能を使っていません。正規表現とは「いくつかの文字列をひとつの文字列で表すための表現方法」です。メタ文字と呼ばれる記号を用いて、パターンに適合する文字列を効率よく探すことができる技術です。前述のURLであれば、「https://mydomain.com/」「https://mydomain.jp/」「https://mydomain.net/」「https://mydomain.tv/」……などあらゆるドメインを「https://mydomain.co.jp/」に置き換えたい場合、すべてのドメインについて作業するのはとても面倒ですね。こんな時は、文字列で共通する部分(https://mydomain.)と共通しない部分(com/jp/net/tv)を明らかにして、共通しない部分のルールを見出すことができれば、正規表現によって漏れなく変換することができます。

正規表現を上手に使うには多少勉強が必要ですが、本来管理画面で繰り返し手作業する必要がある面倒な作業を一度にできるのは、データベース様様、WordPress様様、プラグイン様様といったところでしょうか。

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