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WP Multibyte Patch:猫でもできるWordPressのプラグイン選び13

著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/01/28
最終更新日:2018/01/28
カテゴリー:技術情報
タグ:

「WP Multibyte Patch」はWordPressを日本語環境で使う際に生じる、様々な不具合を減らしてくれるプラグインです。日本語版のWordPressパッケージに標準的に含まれているプラグインなので、利用している人も多いのではないでしょうか。

WordPressはもともと英語圏で開発されたCMSです。日本語や中国語、韓国語などいわゆるマルチバイトの文字を使おうとすると、WordPress開発チームが予想していない不具合がみつかることがあります。この不具合を修正し、よりスマートにマルチバイト文字を取り扱うことができるようにサポートしてくれるのが「WP Multibyte Patch」です。

WP Multibyte Patchは、利用者や管理者が気がつかない形ではありますが、いろいろな場面でサポートしてくれています。たとえば、「検索文字列の区切り文字として全角スペースが使える」などです。海外のWebサイトで検索するときに、2語以上での検索がうまくできなかったことがある方もおられるのではないでしょうか。こんなときは、検索キーワードに全角スペースを含んでいないかどうかを疑うべきです。普段、日本語のサイトを利用している中では気が付くのが難しいですが、重要なポイントです。

また、ファイル名にマルチバイト文字が含まれているファイルをメディアで扱う場合もサポートしてくれます。PCの操作に習熟している古参のユーザーには「ファイル名に日本語を含むなんて!」と怒られそうですが、CMSのようなシステムはPCに不慣れなユーザーが使うことも考えてつくるべきなので、日本語をファイル名に含むファイルへの対応は必須でしょう。

さらに、ブログでよく使われるトラックバックやピンバック、コメントなどでマルチバイト文字が使われたときに、データが壊れる/機能がうまく働かない/途中で文字が切れてしまう、というような症状も防いでくれます。ここまで対応してくれていることがわかると、マルチバイトの環境でも安心してWordPressを使うことができそうです。

日本語のようなマルチバイト文字でコンピューターを扱うのはいろいろと不利な点がたくさんあります。ソフトウェアやサービスの利用者としてもそうですが、開発しようとした時にも上記のようなことに気を遣う必要があります。もうひとつは、そもそも英語話者であればプログラミングの関数名や文法がもっと理解しやすく、身につきやすいのでは、と思うこともあります。これは今後も根本的に解決できることではないかもしれませんが、小学生や中学生で英語やプログラミングを学ぶのが当たり前になっていけば、多少なりともハードルが低くなっていくことも期待できそうです。

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