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Raspberry PiでのGUI制作ツール

著者:津路高広
公開日:2018/05/21
最終更新日:2018/05/28
カテゴリー:技術情報
タグ:

津路です。

今回は、GUI制作ツールを少し調べましたので、ここに軽くまとめておきたいと思います。
私の環境では、入力メソッドはもともとuimかximでしたが、fcitxをインストールしました。
日本語入力のために、mozcをインストール。fcitxもfcitx-mozcです。
入力メソッドをONするキーを確定しておきます。

1.Qt
QT Creator を使うと、フォームのデザインが Qt Designerで簡単にできます。CreatorはIDEとして働き、デザイン、編集、ビルド、デバッグ、実行、解析などが行えます。
日本語入力に関しては、最初使えなかったので、fcitx-qt5などを入れたりしましたが、できず、mozcにてできるようになりました。

コーディングは、端末上でviなどでもでき、qmakeコマンドをたたけば、簡単にビルドできます。
Qtは、クロスプラットフォーム対応です。
最近は、プラットフォームのネイティブAPIでQtコントロールの描画を行うようになっているそうです。

ライセンスは、商用版とオープンソース版があります。オープンソース版は、GPLとLGPL です。
LGPL:動的にリンクして配布するなら、ソースは公開しなくてよいそうです。
GPL:Qt Chartなどが使えません。
開発者ごとにライセンスが必要です。商用とLPGLをプロジェクトに混在させないこと、という注意があります。

2.Gtk+
Gtk+ 自体は、今や基本的なライブラリで、さまざまなIDEなどが利用しています。
本体の資料があることはあるのですが、習得に時間がかかりそうと思っていると、GladeというGUI編集ツールがあるそうです。これは、XMLファイルを出力するとのこと。
Gtk+は、クロスプラットフォーム対応です。
IDEにanjutaがありますが、最新バージョンは2015年版です。
ライセンスはLGPLです。

3.wxWidgets
GUIを作成するには、時間がかかる。と思っていたら、wxGladeというGUI作成ツールがあると聞きました。これは、次回にします。
wxWidgetsは、C++なので高速です。
Python,Perl,JavaScriptなどから使える、Windowsでもビルド可能とのことです。
各プラットフォームのネイティブなツールキットへのラッパーとして動作します。
GUI部品を独自の方法で描画しない。
資料が豊富で、日本語入力も可です。

ライセンスは、暫定版であるwxWindowsライセンスです。LPGLに、付加条項(バイナリー形式での二次創作に関しては、ユーザが独自に条件をつけて配布すること)を追加しています。

4.Python+Kivy
Raspberry Pi 開発者の間で人気なのが、Kivyライブラリです。
外部ディスプレイ用にマルチタッチNUIを作れる、ホットなツールです。
pythonで書く必要があり、レイアウトがcssみたいでちょっと慣れにくい点があります。
referenceも難あり。
それにしても、プログラムソースとkvという拡張子のレイアウトファイルを分けられる点と、マルチタッチNUIが魅力です。
詳しく調べていく予定です。
日本語入力に関しては、windowsでは使えるが、linuxではまだ不可です。
原因は、システムIMEから入力を取得していないからだそうです。
ライセンスは、MITです。

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