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Raspberry PiでのGUI制作ツール Glade

著者:津路高広
公開日:2018/05/28
最終更新日:2018/05/28
カテゴリー:技術情報
タグ:

津路です。

前回の投稿では、QtやGtk+, wxWidgetsなどについて記述しましたが、今回はもう少し進んで、Gladeデザイナーなどを取り上げます。

1.Glade
Gtk+用のGUIデザイナーとして、Gladeがあり、インストールしました。
Version 3.18.3 です。
サンプルコードを
https://developer.gnome.org/platform-overview/unstable/tour-events.html.ja
からいただき、WindowsにIDを設定し、jsファイルとして保存し、gjsを起動してみましたが、
「class is a reserved identifier」という致命的エラーに見舞われ、使えません。
そこで、サイトにリポートしてみましたが、返答なしです。

調べると、現在は使い方が変わっていることがわかりました。。
Cプログラムでgtk_init関数で初期化して、gtk_builder_add_from_file 関数で glade ファイルを読み込み、コンパイルしてビルドする方法を取って、実行できました。
ラベルやボタンを実装して、シグナルを接続して、ラベルのテキストを変えることなどもできました。インプットボックスに日本語入力もできます。

ライセンスは、GNU GPLです。
そもそも、Gtk+のリファレンスであるdevhelp(GNOME)は、raspbian環境では、エラーが出てインストールできません。残念です。

2.wxGlade
wxGladeは、wxWidgets用のデザイナーです。
そもそもPythonで作られており、デザインをPythonファイルとして出力して、Pythonから使うのがメジャーのようです。
C++コードも出力できるので、使ってみました。
バージョンは、Raspbian jessieにはversion 0.6.8 on Python 2.7.9 and wxPython 3.0.1.1 でした。
サンプルのレイアウトをして、C++ソースを吐き出して、buildしてみました。
日本語入力可能です。

ライセンスは、MIT です。

使い勝手というか、GladeはC++コードとの連携で理解しやすいですが、デザイナーとしてはwxGladeのほうが上に感じます。複数Windowsに分割されていて、妙な感じがありますが、リアルタイムに反映されていいです。それよりも、frame, panel, sizer, grid, spacerなどを配置するので、階層が深くなります。

3.IDE
wxGladeのサイトでは、Code::BlocksというIDEが紹介されています。
こちらは、C++で制作されているので、興味深いです。
今後、調べてみたいと思います。

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