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押印忘れの銀行さんからの電話の巻

著者:馬詰道代
公開日:2018/07/07
最終更新日:2018/07/07
カテゴリー:雑記

長靴のおかげで雨の日の銀行や郵便局行きは苦にならへん馬詰です。
堺筋本町界隈で長靴を履いて闊歩しているのは私ぐらいかもしれません。
事務絡み作業は私ひとりなので、期日のあるものはなるべく前倒しで進めるようにしています。
万が一、私が寝込んでもなるべく支障がないように。
といいつつ、寝込まれへんねん!という気合いだけで、ここ2年半は鼻風邪すら引いていません。
メンタル面の強さは弊社でナンバーワンだと自負しております。

昨日は社員から預かっている源泉所得税と住民税を振り込むために、近所の某大手銀行と郵便局に行きました。
私が出かけた頃、雨はそんなにも降ってはいませんでした。
雨だからか、ゴトビではないからか、銀行の窓口はそんなに混んでいません。
これが月曜なら混んでいたでしょう。
そんな状況の中、いつも通り整理番号を取り、呼ばれるのを待ちます。
ほどなく呼ばれます。
いつも通りの作業をして、納付書の控えとお釣りを受け取り、次の郵便局へ向かいます。
職場に戻り、午後からの来客対応やら給与計算の最中に電話がなります。
その某大手銀行さんです。

午前中の源泉所得税納付書に受領印を押しているかの確認をされます。
えっ?
慌てて、確認します。
何も押していません。
その旨、伝えます。
伝えながら時計を見ます。
15時半を回っています。
(窓口、閉まっているよな、今から行って押してもらえるのかな)なんて思いつつ、電話応対です。

こちらの住所を読み上げはります。
「ビル名とかありますか?」
「はい、新トヤマビル2階です」
(来てくれるんか)と思います。
「どの辺りですか?」
「御社、ん?御行かな、から堺筋を南、向かいの歩道を堺筋本町駅に向かって、12番出口の手間、アオキがあるじゃないですか?」
「はい、九州酒場のとこですね?」
「そうです、アオキの角を曲がって九州酒場の前から20歩ぐらいのとこのビルです」
「わかりました、押印にお伺いします」
と、いうことで、電話口の女性やないお客さん係の課長さんが来られました。

九州酒場、よく行ってはるんでしょうか。
こんなこともあろうと、いつやったか九州酒場からの歩数を数えたことがあります。
私の歩数なので普通の人より数は多いですが。

来られた課長さんはご丁寧に謝罪されます。
雨の中、わざわざ押印に来てくれはったので別段問題はありません。
お名刺を頂戴します。
その頂いたお名刺の肩書きの位置が気になって仕方ありまはん。
それは肩書きではなくへそ書き?という、名前の下、お腹あたりに記されています。
今、この時点でお名前はすっかり忘却の彼方ですが、そのへそ書きのような肩書きの位置だけが私の脳裏に焼き付いています。
今まで見たことがありません。
高木に話すと別に気にするほどのこともないようですが、私は気になって仕方ありません。

という、いつも通りの一日を終え、帰宅した夜。
22時前にスマホサイレンが鳴りました。
避難勧告解除のお知らせです。
解除のお知らせなら、もう少し柔らかい、もしくはポップな音にしていただきたいものです。
自宅が避難勧告が出ていたことも知らず、へそ書きに心奪われた一日でした。

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