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それっぽいデザイン(岡山):猫でもできるグラフィックデザイン103

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/07/11
最終更新日:2018/07/11
カテゴリー:技術情報
タグ:

「それっぽいデザイン」と銘打って、モノやコトを想起させるデザインについて考えています。今回は「岡山」がテーマです。岡山は中国地方では広島に次いで人口の多い県ですが、中部地方以東の人には広島や鳥取、島根などとの位置関係が明確ではないかもしれません。岡山を表現できるコンテンツとして、次のようなものがありました。

桃、倉敷、水島コンビナート、ジーンズ、後楽園、岡山城、桃太郎、大原美術館、瀬戸大橋、きびだんご、マスカット、ピオーネ、蒜山高原、牛窓、備前焼、倉敷チボリ公園、鰆、晴れの国、天満屋、ベネッセ、株式会社林原

それぞれ分類してみましょう。

★食べ物
桃、きびだんご、マスカット、ピオーネ、鰆

★観光地
倉敷、後楽園、岡山城、大原美術館、蒜山高原、牛窓、倉敷チボリ公園

★製造業
水島コンビナート、ジーンズ、備前焼

★企業
天満屋、ベネッセ、株式会社林原

★シンボル
桃太郎、瀬戸大橋、晴れの国

岡山といえばなんといっても「桃太郎」で間違いないかも知れません。桃太郎は日本人ならおそらく誰でも知っている昔話であり、絵本や歌で小さい頃から親しんでいるコンテンツです。実は桃太郎の伝承がある地域は他にもありますが、「桃太郎=岡山県」であることは暗黙の了解となっており、他の都道府県が桃太郎をキャラクターとして用いることは今後もないでしょう。

それにまつわる、というわけではないと思いますが、桃やぶどうの生産も盛んです。またお土産として「きびだんご」が成功しており、イメージとビジネスとのすり合わせがうまく行っている稀有な例となっています。

岡山には魅力的な観光地もたくさんあり、大自然というよりは、人の手が入りながらも歴史やストーリーに溢れた場所が多いです。いずれもイラストや写真にしたときに映えるものばかりです。岡山は「晴れの国」を自称しており、日本でも有数の穏やかな気候なのですが、岡山に観光に行った人天候や気候も相まって、「いいところだった」という感想をもつ可能性が高いはずです。

一方で、しっかりとした企業や工場地帯があるのも岡山の特徴です。とはいえコンビナートや企業はアイコンとしては使いづらいかもしれません。その点、「ジーンズ」や「備前焼」は使い勝手の良いコンテンツです。

最後に、「瀬戸大橋」についてみてみましょう。瀬戸大橋は本州と四国を結ぶ橋の一部で、1988年の完成以降「世界一長い鉄道道路併用橋」として君臨し続けている、日本を代表する橋のひとつです。お国自慢の一つとして取り上げられることは多いですが、岡山を象徴するものとしては弱いかも知れません。

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