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再び、ホールデン・コールフィールドが動き出した件

著者:馬詰道代
公開日:2019/01/25
最終更新日:2019/01/25
カテゴリー:雑記
タグ:

今年、一発目の映画は「ライ麦畑の反逆児〜ひとりぼっちのサリンジャー」を観ました。
馬詰です。
サリンジャー生誕100周年を記念したのかどうかは知りませんが、そんな触れ込みでサリンジャーの書籍が本屋さんに並び、この映画です。

サリンジャーはアメリカ合衆国の小説家。『ライ麦畑でつかまえて』などで知られる。晩年は一切作品を発表せず、公にも姿を見せない隠遁生活を送った。

映画は作家としてのサリンジャーを描いています。
『ライ麦畑でつかまえて』が発表されるまでと発表してからのサリンジャーを描いています。

『ライ麦畑でつかまえて』は私の愛読書です。
この映画の中にも『ライ麦でつかまえて』の場面が出てきます。
読者ならわかる場面です。
『ライ麦畑でつかまえて』を最初に手に取ったのは10代の後半やったと思います。
それから幾度となく読み返している本です。
この映画を観て、また読みたくなり本棚から引っ張り出してきました。
黄ばんで年季の入った本の持つ存在感。たまりません。
私は基本、紙の本が好きです。
紙の本の存在感が好きなのです。

『ライ麦畑でつかまえて』といえば、ホールデン・コールフィールドです。
この小説の主人公です。
そのホールデン少年が私は大好きなのです。
どうしょうもないヤツなのですけど、いろいろ真理をつく文言を発します。
それに痺れるわけです。
彼はいわゆる社会不適合な言動を繰り返します。
そこに共感を覚え、いや共感を通り越してホールデン少年に同化してしまう人もいるようです。
いろいろと社会に影響を与えた小説ですが今なお売れているというのは、普遍的なテーマが隠されているのでしょうね。

映画を観て、これはサリンジャーが自分を救うために書いた小説なのかもしれないと、そんな風に思いました。
そして、何年ぶりかで再読している最中です。
本というのは、そのときどきの自分の年齢や状況で感じ方が変わります。
本は人生の尺度となるようです。
しかしながら、毎回共感するのは、「インチキ野郎なんてクソくらえ」です。
文中にこんな文言があるわけではないですが、ホールデン少年はそう思っているに違いありません。

この『ライ麦畑でつかまえて』は好き嫌いがはっきりする小説です。
好きな人は幾度となく読み、サリンジャーの数少ない他の著書にも手を伸ばします。
私は映画の中で出てきたタイトルを読んでいないことを知り、アマゾンさんでサリンジャー書籍の大人買いをしました。
持っているであろうがすぐに見当たらないものも含めて、4冊、大人買いです。
その中の1冊。
『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』
これと『ライ麦畑でつかまえて』を並行読みしています。
『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』は短編集です。
その幾つかにホールデン少年が登場します。
『ライ麦畑でつかまえて』の番外編のような役割です。
裏話的でこれが非常に面白いのです。

そして、ますます私は「インチキ野郎なんてクソくらえ」を呪文のように唱えます。
いてるんですよ、あちこちにインチキ野郎が(笑)

ちなみに採用面接では愛読書を尋ねるのはNGらしいです。
『ライ麦畑でつかまえて』を愛読しているってだけで、私なら嬉しくなってしまいますけどね。

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