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C++でC風ライブラリを作る(文字列比較編2)

著者:高木信尚
公開日:2019/07/20
最終更新日:2019/07/20
カテゴリー:技術情報

高木です。おはようございます。

前回に引き続き、文字列比較編です。
今回は実際のコードを紹介していくことにします。

そういえば前回、strcoll関数相当のものは面倒なので割愛すると書きました。
実際にはstd::collateを使えば簡単に実装することはできます。
ただ、そもそも使用頻度が低いということもありますし、現在作っているライブラリはロケールの切り替えを想定していないということもあります。
また、仮にロケールを切り替えるにしても、私が普段よく使う処理系のひとつであるMinGW-w64はstd::localeで設定できるのはCロケールしかないという問題もあります。
そういうこともあって、やはりstrcoll関数相当のものは割愛ということにしたいと思います。

それでは順に実装していくことにします。

まずは基本からということで、ナル終端文字列どうしの単純比較からです。
まあ、素直な作りですね。

なお、char型とwchar_t型の文字列については多重定義することにします。
とくにchar型の文字列を扱うstd::strcmp関数はビルトイン関数のこともあるので標準ライブラリを使う方が性能がよいことも多いと思います。

続いて、一方または両方がstd::basic_stringクラステンプレートの場合について多重定義することにしましょう。

std::basic_stringクラステンプレートあるいはstd::char_traitsクラステンプレートのcompareメンバ関数を使うという手もありますが、今回はナル終端文字列用の関数を内部的に呼び出すことで対応することにしました。

長くなってきたので、strncmp関数相当のものは次回にまわすことにしましょう。

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