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ラズパイデスクトップでPyQt5入門(12)Widgets(1)

著者:國松亜紗子
公開日:2019/12/02
最終更新日:2019/12/02
カテゴリー:技術情報

こんばんは。國松です。
今回はPyQt5のQCheckBox, toggleモードのQPushButtonにについて見て行きます。Widgets(ウィジェット)はアプリケーションの基本的な構成要素です。
PyQt5にはボタン、チェックボックス、スライダー、リストボックスなと様々なウィジェットがあります。

参考サイト
ZetCode PyQt5 tutorial
【PythonでGUI】PyQt5 -始めの一歩-

1.QCheckBox
チェックボックスはオンとオフの状態を持つウィジェットです。ラベルの付いた箱です。
いくつかあるオプションから複数の項目を選択するのに使われます。機能の有効、無効を選択するために使われたりもします。
今回はウィンドウのタイトルを切り替えるチェックボックスを作成していきます。

 

チェックボックスにチェックが入っているとウィンドウタイトルが「QCheckBox」と表示されチェックを外すと何も表示されなくなります。
※31行目の(‘’)のシングルクォーテーションとシングルクォーテーションの間は半角スペースを入れてください。入れない場合実行しているファイルの名前が表示されます。

cb.stateChanged.connect(self.changeTitle)
ユーザー定義のchangeTitle()メソッドをstateChangedシグナルに接続、ウィンドウのタイトルを切り替えます。

2.ToggleButton
特殊なモードのQPushButtonです。押された状態と押されていない状態の2つの状態を持つボタンです。2つの状態をクリックして切り替えます。
今回は3つのトグルボタンと1つのQWidgetを作成します。QWidgetの背景色の初期値を黒に設定しトグルボタンを押すことで背景色を切り替えるものを作成していきます。

 

背景色はどのボタンが押されているかによって変わります。スタイルシートを使用して背景色を変更します。スタイルシートはsetStyleSheet()メソッドで更新されます。
赤、緑、青の3つ全部のボタンが押されていると白になります。

 

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