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ORACLEMASTER 備忘録2(2/2)

著者:伊関星児
公開日:2020/06/11
最終更新日:2020/06/11
カテゴリー:技術情報
タグ:

ORACLEMASTER 備忘録2(1/2)

続き

 

データベースの作成

Oracleソフトウェアのインストール時にデータベースを作成しなかった場合は、インストール後に「DBCA(Oracle Database Configuration Assistant)」を使用して手動で作成する。データベース作成時にはテンプレートを使用する。その中で、「汎用またはトランザクション処理」、「データ・ウェアハウス」を選択すると、事前構成済みのデータベースがコピーされる。処理内容に合わせたカスタマイズをするには「カスタム・データベース」を選択する。

 

データベースで使用する記憶領域には「ファイルシステム」(デフォルト)、「自動ストレージ管理(ASM)」がある。

 

DBCAを使用すると「データベース作成」に加えて、次の処理も実行できる。

・データベース・オプションの構成

・データベースの削除

・テンプレートの管理

・プラガブル・データベースの管理→複数のデータベースを統合させる機能

 

テンプレート

テンプレートの実態は“XMLファイル”でデータベースに必要な次の情報を含む。

・データベース・オプション

・初期化パラメータ

・記憶域属性(データファイル、表現域、制御ファイルおよびREDOログの属性)など

 

テンプレートは、DBCAによるデータベースの作成手順の中で選択する。前述のようにOracle社によって三つのテンプレートが用意されており、どのテンプレートを使用してデータベースを作成しても、後から追加変更が可能である。以下、テンプレートの詳細。

 

・汎用またはトランザクション処理:座席予約や受発注処理など、多数のトランザクションを同時にかつ迅速に実行することが要求される、“OLTP向けのデータベース“を構成する場合に選択するテンプレート。

・データ・ウェアハウス:売り上げ分析など、複雑な問い合わせを大量に実行し、大量のデータを処理することが要求されるデータ・ウェアハウスを構成する場合に選択するテンプレート

・カスタム・データベース:処理内容に合わせて各項目を個別に設定できる。データベースを一から作成するため時間がかかる。

テンプレートのタイプ

テンプレートには「シードテンプレート」と「非シードテンプレート」の2種類がある。

 

・シードテンプレート:既存のデータベース(シードデータベース)の構造及び物理ファイルの両方が含まれているテンプレート。物理ファイルは作成済みなので、作成する際はシードデータベースファイルをコピーするだけでデータベースを作成できる。「汎用またはトランザクション処理」と「データ・ウェアハウス」がこれにあたる。

・非シードテンプレート:作成するデータベースの特性が含まれたテンプレート。新しいデータベースを作成する際に使用する。データファイルが含まれないため、データファイルオンラインREDログファイルの作成方法を柔軟に指定できる。「カスタム・データベース」がこれにあたる。

 

テンプレートの利点

テンプレートには以下の利点がある。

・同じ設定を何度も行う必要がなくなるため、データベースをより早く作成できる。

・シードテンプレートを利用すれば、既存のデータベースのクローンを迅速に作成できる。

・テンプレートの設定の中のデータベース・オプションを簡単に変更できる。

・コンピュータ間でテンプレートをコピーできる。

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