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ORACLEMASTER 備忘録3(2/2)

著者:伊関星児
公開日:2020/06/13
最終更新日:2020/06/14
カテゴリー:技術情報
タグ:

ORACLEMASTER 備忘録3(1/2)

続き

EM Expressの使用方法

EM ExpressにはWebブラウザを使用してアクセスする。URLは以下の通り。このページはデータベースのホームページともいえる。

 

EM Expressへのアクセス

URL:https//ホスト名:ポート番号/em

 

ホスト名はデータベースをホストしているコンピュータのホスト名、またはIPアドレス

で、ポート番号はEM Expressのポート番号でデフォルトは「5500」

ポート番号がわからない場合は下記のSQLで検索できる。

SQL> SELECT dbms_xdb_config.gethttpsport FROM DUAL;

 

EM Expressへのアクセス権限の付与

SYSユーザーやSYSTEMユーザーといった初期登録されているデータベースの管理者ユーザーは付与された管理者権限がとても強力なため、操作ミスなどによってデータベースを壊してしまう危険性が生じる。そのために通常はセキュリティ面を考慮し、データベース管理者ユーザーを別途作成し、EM Expressを使用できるように設定します。初期登録されているユーザー以外のユーザーでEM Expressを使用してデータベースを管理するには、ユーザーに「EM EXPRESS_BASIC※ロール」または「EM EXPRESS_ALLロール」のいずれかを付与する。

 

・EM_EXPRESS_BASIC:EM Expressにログインして“読み取り専用モード”でページを表示できる。データディクショナリへのSELECTが許可される「SELECT_CATALOG_ROLEロール」が含まれる

・EM_EXPRESS_ALL:EM Expressにログインしてすべての機能を使用できる。「EM_EXPRESSBASICロールが含まれる。

 

※ロールとはアクセス制限をまとめたもの。

 

SQL*PlusおよびSQL Developerを使用したデータベースへのアクセス

データベースは、「SQL*Plus」や「SQL Developer」といったEM Express以外のOracleでも管理ができるSQL*PlusやSQL DeveloperはEM Expressとは異なり、データベース監視用ではないため一般ユーザも使用できるが、管理者がデータベースの起動・停止を行ったり、管理作業を行うことができる。なお、SQL*Plusおよび、SQL DeveloperはOracleソフトウェアとともにインストールされる。

 

・SQL*Plus:SQLコマンドベース(コマンドラインインターフェース)のツール。直接SQLを入力して実行することで問い合わせの実行や行の挿入、更新、削除、データベース管理操作を実行できる。

・SQL Developer:SQL*Plusのグラフィカル・バージョン。GUI操作でOracleデータベースのオブジェクトにアクセスしたり、データベースの管理操作を行うことができる。

 

SQL*Plusの起動方法

SQL*Plusを起動するには、ターミナルを開き、OSのコマンドプロンプトから次のコマンドを実行する。

sqlplus /nolog

connect ユーザー名/パスワード[as sysdba | as sysoper]

 

・sqlplus /nolog:「/nolog」オプションを指定すると、データベースに接続しないでSQL*Plusを起動する。

・connect ユーザー名/パスワード:指定したユーザーでデータベースに接続する。

・as sysdba | as sysoper:「as sysdba」または「as sysoper」オプションを指定すると、管理者権限を持つユーザーで接続される

 

SQL*Plusの使用方法

SQL*Plusの使用方法としては以下の三つの方法があげられる。

  • 対話モードのSQL*Plusの使用

対話モードでSQL*Plusを使用する場合は、データベースユーザーとしてログイン後、SQLコマンドを直接入力する。(文単位で実行される)

  • バッチモードのSQL*Plusの使用

バッチモードでSQL*Plusを使用する場合は、先にテキストエディタなどでバッチファイル(拡張子:.sql)を作成し、SQL*Plusのプロンプトから「@ファイル名」を指定して実行する。バッチモードでは、ファイルに登録されている複数のSQLをまとめて実行できる。

  • OSコマンドを実行

SQL*Plusを終了せずにOSコマンド実行できる。実行するには「hostコマンド」を使用する。

 

SQL Developerの起動方法

SQL Developerを起動するには、ターミナルを開き、OSのコマンドプロンプトからSQL Developerディレクトリ($ORACLE_HOME/sqldeveloper)にナビゲートして、「sqldeveloper.sh」を実行する。

 

SQL Developerの使用方法

SQL Developerの使用方法には以下の二つのパターンがある。

・通常モードでスキーマ・オブジェクト(表、ビューなど)を参照、作成、編集および削除するような、スキーマオブジェクトに対する作業を実行する。

・DBAナビゲータを使用してDBA接続をすることで、Oracleデータベースの起動・停止を含むデータベース管理タスクを実行する。

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