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彼を知り己れを知れば、百戦して殆うからず。

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:高木信尚
公開日:2015/09/28
最終更新日:2017/12/27
カテゴリー:雑記
タグ:

こんにちは、高木です。

今回のタイトルは、『孫子』の謀攻篇にある有名な言葉からの引用です。
『孫子』を読んだことがないという方でも、この言葉を一度ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?

クローバーフィールドでは現在、技術職と営業職の募集を行っています。
いろいろな方が応募して来られるのですが、その方々に今回はちょっと入れ知恵をしてみたいと思います。

就職活動、転職活動をされている方であれば、応募先の企業について調べたり、自己分析をしたりということは普通に行っているのではないでしょうか?
ただ、それだけでは本当は不十分だと思います。
相手の手の内を知るには、相手がかかえる事情や制約についても知っておく必要があるかと思います。

一例として、求人票に書かれている内容についてです。
何も知らなければ、求人票に書かれている内容のひとつひとつについて、どのような意図があるのか分からないのではないでしょうか?

ハローワークのウェブサイトには、求職者向けの情報だけでなく、求人を出す事業者向けの情報も掲載されています。
事業者向けの情報にも一通り目を通しておけば、それまで見えていなかったものが見えてくるようになります。
決して弊社に応募する場合だけではなく、求職活動全般に言えることだと思います。

さて、相手のことを十二分に把握しても、自分のことが分かっていなければ話になりません。
『孫子』から引用したタイトルの言葉のあとには、次のような言葉が続きます。

彼を知らずして己れを知れば、一勝一負す。彼を知らず己れを知らざれば、戦うごとに必ず殆うし。

「彼を知り己れを知らざれば~」というケースは語られていません。
つまり、きちんと自己分析をして、自分のことを正確に把握しておくことが大前提なのです。

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