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忍者ハットリくん【月いちテーマ】

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:Sato
公開日:2017/08/04
最終更新日:2018/06/14
カテゴリー:雑記

今月の月一テーマは「藤子不二雄A」について、ということで、先月の末から色々ネタを練っておりました。
すぐ投稿出来ると思っていたんです。
「え、ミノタウロスの皿とかオバQとか21エモンとか全部F先生の方なの!?」と気付くまでは・・・。

というわけで、相変わらずボケボケな「魔太郎」こと佐藤です。
藤子不二雄A先生のお話ですと、自分が一番ゆかりがあるのは「忍者ハットリくん」です。
漫画、アニメ、ゲーム(ファミコン版の忍者ハットリくんは結構やった記憶があります)、少し前にはTVドラマとメディア展開が多かった作品ですが、
その中でも自分が最も思い出深いのが「フィルムブック」です。
記事にするにあたって調べたのですが、自分が読んでいたのはドラえもんと忍者ハットリくんの長編映画を絵本方式にしたフィルムブックでした。
何故この本なのかというと、自分が幼少の頃にあった災害で、数少ない「生き残った本」だったのです。

自分が小学生の頃、母や祖父母にねだって様々な本(漫画ばっかりでしたが(笑))を買ってもらっていました。
読み終わった本は、当時住んでいた家の本棚に仕舞っていたのですが、阪神大震災が発生した際、近くにあった酒瓶が割れて、殆どが水浸しになってしまったのです。
避難所から帰宅可能状態になった後、衛生状態や破損状態から鑑みて、本の殆どを捨てることになってしまいました。
当時「どうにかならないか、捨てないでほしい」とめっちゃダダこねたのを覚えています(乾かしたりしたのですが、匂いとカビが酷かった)。
その中で、偶然濡れていなかったこの本や、学習机の上に配置していた図鑑等は暇にあかせて何回も読み返しました。
(当時、学校も休校中で、ラジオ以外ほとんど娯楽が無かったため。)
今となってはほとんど内容が思い出せないような状態ですが、度重なる余震で不安になっていた当時の自分の心の支えになったのは、間違いなくこの本たちでした。
ダンボールに仕舞って読むこともなくなってしまいましたが、今度大掃除した時に引っ張り出してみようかと思います。

なお、今の自分の部屋をふと見回してみると、全体的に本で埋まっています・・・意外とトラウマになっているのかもしれません。

さて、次の担当は高木氏(うじ)を指名します。
それでは、「これにてドロン」

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