超常現象に期待するな!

高木です。こんばんは。

土曜日は社内勉強会でした。
C++のクラスを中心に、いろいろ脱線しながらも4時間近く若手社員を相手に話しました。

長丁場の勉強会が終わってから、先日の佐藤のブログにもあった「サンタクロース」の話をしました。
そこで話した内容の主題が、「超常現象に期待するな!」です。

私が自分の子供にサンタクロースの話をするときは、超常現象を一切排除した話しかしません。

普通に考えて、サンタさんひとりで全世界の子供たちにプレゼントを配るのは超常現象に依存しなければ無理です。
しかし、現実には超常現象なんか存在しません。

では、どうやって全世界の子供たちにプレゼントを配るのか?
それを実現するには、多くの外注先やボランティアの力が不可欠です。

外注先は、アマゾンなどの通販業者、ヤマト運輸や日本郵便などの配送業者が対象となることでしょう。
ボランティアとして真っ先に駆り出されるのは、子供の両親や家族です。
これまた当たり前のことですね。

プレゼントそのものや流通には莫大なコストがかかります。
それをサンタさん一人が負担することなど、現実的に考えて不可能です。
子供の両親や縁者が中心になって経済的な下支えをしなければ、クリスマスにサンタさんからのプレゼントというシステムを維持することは不可能です。

また、子供が欲しいものを、具体的な形で伝えることなくサンタさんが察知することは不可能です。
そんなことができるとすれば、それは超常現象に他なりません。
この世に超常現象などないのです。

だったら、何らかの方法でサンタさんに子供の希望を伝えなければなりません。
通常は、事前に両親が子供から聞き取り調査を行い、それをサンタさんに伝えなければなりません。

サンタさんに伝えるのは、ある程度時間的な余裕を持たなければなりません。
プレゼントの品物を発注してから入手までには、一定の時間がかかるからです。
ここをすっ飛ばそうとすると、超常現象に期待しなければなりません。

もし仮に超常現象で品物を準備できたとしましょう。
それが、そのとき流行のゲームカートリッジだったとします。
超常現象で生成されたゲームカートリッジは海賊版であり、偽物です。
子供はそんなものが欲しいわけではなく、やはり正規品を望んでいるのです。
だとすれば、正規品を入手するためのリードタイムを無視するわけにはいきません。

大昔の外国ならいざしらず、日本の家屋に煙突などありません。
仮にあったとしても、そんなところからサンタさんが民家に侵入すれば不法侵入に問われます。
現実的には、宅配業者やボランティアである両親の手によって、各家庭に届けられる以外にはないのです。

子供が寝ている(であろう)時間帯に、その子のお父さんやお母さんが、枕元にプレゼントを置いているかもしれません。
しかし、それをもって「サンタさんなんかいない。お父さんがプレゼントを置いていた!」と鬼の首を取ったような主張をするのは早計です。
なぜなら、お父さんやお母さんは、サンタさんから委託されたボランティアだからです。

サンタさんからのプレゼントは、外注先である通販業者や宅配業者、そして両親をはじめとしたボタンティアによって、子供たちのもとに届けられます。
トナカイがどうとか、煙突がどうとかいうのは、比喩でありイメージにすぎません。
多くの人々の協力のもとクリスマスのプレゼントは子供たちのもとに届けられるのです。

経緯がどうであれ、子供たちにプレゼントを贈ろうとする動機を与えた存在こそがサンタクロースなのです。
もしかすると、その一点だけは超常現象かもしれませんね。

いずれにせよ、これだけ広くクリスマスのプレゼントが流通し、子供たちの手に渡っていること自体が、サンタクロースが実在する証です。
それは超常現象のような絵空事ではなく、間違いなく現実なのです。