共起語:猫でもできるWebライティング21

あるキーワードに注目したとき、文章中で一緒に使われることの多い単語群を「共起語」といいます。このとき、注目したキーワードと共起語とは「共起関係」にある、といいます。
具体的な例を挙げてみましょう。自動車という言葉の共起語を想像してみてください。「保険」「修理」「ローン」「中古」「価格」「情報」などを思いつくことができたでしょうか。もちろんこれ以外にもたくさんあります。共起語を調べてくれるオンラインサービスがいくつかありますので、興味を持った方は調べてみてください。
専用のサービスでなくとも、共起語を知ることができる手段が2つあります。ひとつはお手元のスマートフォンや携帯電話です。文字を入力するとすぐに、変換候補と一緒に単語の候補を提案してくれるはずです。また、単語によっては次に入力する可能性の高い単語を前もって提示してくれることさえあります。現在、この文章はスマートフォンで書いていますが、文章のうち結構な割合を「Google 日本語入力」の提案するままに書いています。いわゆるIME(Input Method Editor:入力方式エディタ)には共起語のデータが相当数登録されています。また、日々利用することで鍛えられ、さらにユーザーに寄り添った内容を提案してくれるようになります。
共起語を知るもう一つの方法は、検索エンジンを使うことです。IMEと同様、入力の途中でキーワードと共起語を交えたセットをどんどん提案してくれます。この状況では、ユーザーが純粋に単語を入力してオリジナルのセットで検索することはほとんどないのではないかとさえ思います。
共起語はユーザーの検索行動を推測するのに役立ちます。というよりむしろ、コンピューターが提案する共起語とキーワードのセットをもとにユーザーは検索しているのです。こうなると、各ツールの教えてくれる共起語を無視してSEOを行うのは無謀といっても過言ではなさそうです。これは制限が増えて面倒なように思えますが、当てずっぽうで最適化しようとしていた頃に比べるとかなり楽に施策の方向性を決められるようになったと思います。
ただ、共起語を知っているのが自分だけであればよいのですが、ライバルたちも同じデータを元に、必死で最適化を試みています。となると、もはや共起語を知っていること、使っていることの優位性はなく、知っていて当たり前、利用していて当たり前の状況になっていそうです。SEOに成功するかどうかは、小手先のテクニックではなく、より読んでもらえるコンテンツを作れるかどうかにかかっているかもしれません。

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