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商品情報のライティング(商品名):猫でもできるWebライティング25

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/03/06
最終更新日:2018/03/06
カテゴリー:技術情報

今回から数回に渡って、商品情報の具体的なライティングについて考えていきましょう。まずは商品名についてです。商品名はその商品を最も的確にあらわす必要があり、h1やh2の見出し要素を使ってマークアップされることが多いです。

商品名に含まれる単語要素は以下のとおりです。汎用性のために列挙しますが、すべての要素が必須ではないことにご注意ください。

・ブランド名
・デザインの特徴
・状態
・仕様
・商品番号/管理番号
・品目
・価格
・対象
・セールスポイント

それぞれ順に見てみましょう。「ブランド名」はブランド品であればわかりやすいでしょう。ブランド品以外でも、すべてのモノには製造した企業や個人が存在するはずですので、それを記載すればよいです。たとえばOEM製品のように、製造メーカー名を掲載することに意味がない場合もあります。

「デザインの特徴」ではその商品を特定できる見た目の特徴を書きます。カラーバリエーションもここに含まれます。

「状態」は新品以外の可能性がある商品で有効な項目です。「仕様」は素材やグレードなどを記載します。サイズの情報もここに含んでもいいかもしれません。

「商品番号/管理番号」は、たとえば家電製品のように形式番号で探されることの多い商品では必須です。お店独自の番号を含むのは避けたほうがよいでしょう。

「品目」は掲載の判断が難しい項目のひとつです。たとえば「テレビ」とか「コート」、「ベッド」のような、そのものが何かをあらわすキーワードです。ブランド独自の商品名を付けていると、初めて見る人には何の商品かわからない場合もあるでしょう。品目を書くことで、その商品が何なのかを示します。

「価格」の情報も載せたほうが良い場合とそうでない場合がありそうです。価格が一番のセールスポイントである売り方をしている場合などには有効ですが、価格を商品名に含むことは稀です。

「対象」ではその商品の対象ユーザーが誰なのかを示します。上述の「仕様」で示したサイズに近い内容かもしれません。誰がこの商品を使うべきなのかを示すと、対象以外の人が買わなくなってしまう恐れもありますので、表現方法には注意が必要です。

「セールスポイント」は文章量に気をつけなければいけません。「格安」「希少」「お買い得」「セール」「3月末まで」などなどいくらでも書くことができますが、いずれもその商品の本質を説明するものではないので、書きすぎると焦点がぼやけてしまいます。

これらを組みあわせて作った商品名はそれなりの長さになりますので、ここから取捨選択して長さを調整しましょう。商品名が文章になってしまうことについては賛否両論ありますが、筆者の感覚では商品名が長すぎない方がよいです。

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