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キーワードの決定:猫でもできる検索エンジン最適化04

株式会社クローバーフィールドの経営理念
著者:YOSHIDA Takayuki
公開日:2018/03/17
最終更新日:2018/03/16
カテゴリー:技術情報
タグ:

サーチコンソールの「検索アナリティクス」を使って、サイトを表示するためのキーワードを選びましょう。いわゆるSEOのスタートとなる部分ですが、ここが実際のユーザーの行動と大きくずれているとうまくチューニングすることができません。検索ボリュームがある程度あって、なおかつ自サイトを利用することで目的を達成できるユーザーが連想しそうなキーワードを上手く見つけましょう。

SEOといってもやることは通常の問題解決と同じ流れで行います。一般的によく知られている「PDCA」で問題ありません。PDCAは「Plan(計画)>Do(実行)>Check(評価)>Act(改善)」のことですが、SEOでは「Plan(キーワードを選ぶ)>Do(コンテンツを作る)>Check(アクセス解析)>Act(コンテンツの改善/キーワードの再選定)」という流れになります。上流にある「キーワードを選ぶ」をもとにすべての施策が行われるので、キーワード選定がいかに大切であるかをお分かりいただけると思います。

サーチコンソールを設定してしばらくたつと、検索アナリティクスにキーワードが登録され始めます。各キーワードに対して、クリック数、表示回数、CTR、掲載順位を見ることができます。それぞれ、クリック数:そのキーワードで表示された自サイトへのリンクがクリックされた回数、表示回数:そのキーワードで自サイトへのリンクが表示された回数、CTR:クリックスルーレート/クリック数を表示回数で割った結果、掲載順位:そのキーワードで自サイトへのリンクが全体で何番目に表示されたか、を表します。

この時点で、想定しているキーワードでの表示回数やクリック数が多かったり、掲載順位が上位であるのであれば現在の運営方法で問題がない、ということになります。しかし多くの場合、キーワードがばらついて有効なアクセスが獲得できていなかったり、そもそも検索ボリュームの少ないキーワードであったりする事が多いと思います。検索アナリティクスではそのあたりの生のデータを表示することができるので、自サイトを客観的にみる機会としましょう。

ここで大切にしたいのが、自分が想定していたものではないキーワードでのアクセスです。ユーザーの需要がそのキーワードにあるのであれば、それを中心にチューニングしていくのも悪くないでしょう。また、そのキーワードで表示されるページから、本来表示してほしいページにうまく誘導することもできます。見てもらって初めて価値があるのがホームページです。現在獲得できているユーザーを大切にすることも忘れてはいけません。

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