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コピー&ペーストの変な癖

著者:高木信尚
公開日:2018/03/18
最終更新日:2018/03/18
カテゴリー:雑記

高木です。こんにちは。

金曜日の夜から微熱があり、「まあ大丈夫だろう」と思って風呂に入ると酷い悪寒がしてきて最悪な目にあいました。
夜中には39度を超える高熱が出た上、のどが渇くのとトイレに行きたいのとで15分おきぐらいに目が覚める始末で、とうとう昨日は投稿をサボってしまいました。
本当は土曜日は社内の勉強会もあったのですが、当然行けるはずもありません。

インフルエンザの可能性もあったので(私は違うと思っていましたが)、金曜日の夜には馬詰から、うつされるとみんなが困るので早く帰るようにいわれました。
土曜日に診察してもらったところ、原因は溶連菌でした。
「すぐに治したいですか?」と医師から尋ねられたので「はい」と答えると点滴をしてもらえました。
おかげさまでもう大丈夫です。

前置きはこれぐらいにして本題に入ります。

私が普段、コピー&ペーストに使用しているショートカットキーはCtrl+InsShift+Insです。
ちなみにカットはShift+Deleteです。
ちょっと変わっていると思われるかもしれませんね。
こうなってしまったのには理由があります。

私はもともとコンピュータとかはそんなに好きでもなく、学生時代も最小限しか触れていませんでした。
卒論も全部手書きだったぐらいです。
その後、就職してからは主にソフトウェアの仕事をするようになって、ようやく日常的にコンピュータを触り始めることになりました。

もともと私は美術系に進みたかったのですが絶望的に色覚がダメだったのでやめました。
高校時代は化学が好きだったので、それも進路として考えたのですが、この色覚では無謀なのでやめました。
しかたなく電子工学科に進んで就職したものの、抵抗のカラーコードが読めないのでハードウェアの仕事は困難だと気付きました。
なので、消去法的にソフトウェアに関わることになったのです。

ソフトウェアの仕事といってもプログラマーではありません。
ひと言では語れないぐらい、いろいろなことをやりましたが、今から振り返ればいい経験をさせてもらったと思います。

そんな中で、それまで手作業でやっていた面倒な仕事を何とか楽をしようと思って、PCのプログラミングを勉強し始めました。
それまでも仕事でプログラミングは多少やっていましたが、PCではないプラットフォームを相手にしたアセンブリ言語でした。
そのとき、たまたま手近にあった開発ツールがQuickBASICだったのです。

当時の私にとってQuickBASICは結構面白く、すっかりはまりました。
QuickBASICはMS-DOSのツールでしたので、Windowsとはキーバインディングが異なっていたのです。
たとえば、編集機能のコピー操作はCtrl+Ins、切り取り操作はShift+Delete、貼り付け操作はShift+Insのようにです。
つまり、このときに体で覚えてしまった癖が、四半世紀を経た現在でもまだ残っているのです。

並行してやっていたアセンブリ言語はUNIXの端末でUSキーボードを使っていました。
しかし、そのときの癖はまったく残っていません。
Caps lockCtrlを入れ替えないと気が済まない人をときどき見ますが、私の場合はそういうのは全然ないのです。
本当に好きでやっていたのがどちらなのか、はっきり見えてくるというものです。

私はもともとタイピングはそんなに速くありませんし、上手でもありません。
年齢とともに反射神経や運動神経に頼った仕事の仕方は得策ではなくなります。
なので、多少非効率な癖が残っていても全体に与える影響は微々たるものです。

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