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やったらできるはやってもでけへんと同義の件

著者:馬詰道代
公開日:2018/04/05
最終更新日:2018/04/05
カテゴリー:雑記
タグ:

子育てについてはまだまだ途中です。
たった3人ぽっちり育てている経験でモノをいうのは、違うと思っています。
しかし、今、現時点で思うことがあります。
馬詰です。

子ども3人の高校受験、大学受験を経験しました。
私自身、塾に通ったことがないので、塾の必要性が全くわかっておらず、我が子を塾に通わすという思考がありません。
義務教育で習うことは学校でしっかり教えるべきで、教わるべきという考えです。
当然、高校までは公立高校しか考えがおよびません。
私自身、高校受験のときは滑り止めの私立高校の受験すらしていません。
子ども達もそうするつもりでしたが、担任の先生に説得され、仕方なく、滑り止めの私立高校を受験させました。

3人とも公立高校を卒業しています。
それぞれの学力と志向にあった高校です。
高校受験のとき、中学3年の春、子どもたちに話をしたのは、
「現時点で行ける高校を選ぶな。自分の力を最大限に引き出す努力をして、ギリギリでもいいから上を目指せ」です。

ご家庭の考えでいろいろな進学の仕方があるとは思いますが、子ども可愛いさでラクな進学をさせてはる親御さんが多いことが不思議でなりません。
今は高校受験も大学受験もラクな方法でそれなりに格好がつきます。
しかし、社会に出たらそんなラクは通用しません。
学生の節目節目でラクに進学してきたお子さんは、社会に出てもラクな方向に流れようとするでしょう。
周りの親御さんからよく聞いた文言に、
「うちの子、やったらできる子やねん」があります。
それは単に親の甘い期待です。
やったらできる子はいつまで経ってもやりません。
結局はいつまで経ってもできません。
できることならすでにやっているでしょう。

塾に通わせたら勉強ができる(成績が上がる)と思っている親御さんの多いことも不思議でした。
塾に通わせて成績が上がるなら、塾に通っている子はみんな東大に受かるやろ!と当時は思ったものです。
成績が上がらないのを塾のせいにして、
「塾代、ドブに捨ててるようなもんやわ」といいつつ、塾を転々とさせている親御さんもいました。
塾ジプシーです。
親御さんのみならず、公立小学校や中学校の先生までもが塾を必要やと考えていることに幻滅しました。
自分の教え方に自信がないんか?と突っ込みそうになりました。
塾については、のちに長男が
「塾に行っているやつが知っていることを俺は知らんかった」と、問題を解くときのテクニックを言いました。
塾とはテクニックを習得するところかもしれません。

勉強をするのは本人です。
こんなシンプルなことをわかっていらっしゃらない親御さんが多く、その過程において、私が間違っているのだろうか?思ったりしました。
勉強の基本は、予習をして、授業を受け、帰って復習をする。
これだけです。
このシンプルなことをどれだけ真摯に行うかだけです。
これについては実証済みです。
しかしながら、娘の友だちに、
「塾に行かんと勉強しろってちぃちゃんのお母さんは厳しいなぁ」と言われたことがあります。
自ら勉強するというのはなかなか大変なことなのかもしれません。

学生時代に培ったことは大人になって社会に出たとき、随所に反映されます。
学生ですから、勉強が本分です。
この勉強は何も授業で習うものとは限りません。
スポーツや芸術的なこと、またプログラミングでもいいでしょう、それらから得ることも勉強のひとつだと思います。
人一倍頑張ったことがあるお子さんは評価に値すると思っています。

上記は全く、私の個人的見解です。
先日、書いたブログ記事での、一見識です。

先日の高木のガチればできる?で火がついてしまいました。
会社のブログでこんなことを書いて、炎上したらどうしましょう(笑)
日々、炎上するほど注目を浴びたい!と切に願っているのですが、なかなか思うようにはいきません。

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