デザインの練習(テレビのリモコン2):猫でもできるグラフィックデザイン30

引き続きテレビのリモコンについて考えていきます。テレビの操作に必要であろうと思われるボタンとして、「電源ボタン」「設定ボタン」「地上デジタル放送/BS放送/CS放送切替ボタン」「チャンネル切替ボタン」「ザッピングボタン」「音量調整ボタン」「消音ボタン」「音声切替ボタン」「外部入力ボタン」「dボタン」「青/赤/緑/黄ボタン」「字幕切り替えボタン」などを挙げました。

もちろん、これらのボタンをすべて搭載してもよいのですが、それでは現状と何ら変わっていません。ここから、どれだけボタンを絞り込むことができるのかについて考えていきます。

機能が包含関係にあるボタンは、いずれかの搭載で大丈夫なはずです。例えば、「チャンネル切替ボタン」と「ザッピングボタン」です。また、「音量調整ボタン」「消音ボタン」も包含関係にあります。

また、「地上デジタル放送/BS放送/CS放送切替ボタン」「外部入力ボタン」あたりは包含関係ではありませんが、入力ソースを切り替える、という点で一致しているので同じボタンに担わせても良さそうです。同様に、「音声切替ボタン」「字幕切り替えボタン」は、使う場面が似ていることを考えると合わせてしまっても良さそうです。

このようにいろいろ絞り込んでいくことはできるのですが、複雑なテレビの機能を使いこなすためには、ある程度までしかリモコンのボタンを減らすことができません。ここからさらにボタンを減らすには、本体側の機能の追加が必要です。これについては次回以降考えます。

「テレビの機能をすべて使いこなす」のを諦めると、ボタンの数をかなり少なくすることができます。どれくらいまで少なくできるか、という答えが、実はわかりやすいところにあります。テレビ本体にも、テレビを操作できるボタンがついているのをご存知でしょうか。本体の裏側や正面、サイドなどにはリモコンがなくてもテレビを操作できるボタンがついています。大抵は「電源ボタン」「音量ボタン(大/小)」「機能切替ボタン」の4種類のボタンがついています。これでテレビを操作できるのであれば、リモコンでもこの4つだけで良いのかもしれません。

今は販売しているかどうかはわかりませんが、以前はテレビのリモコンを2つ付属するテレビもありました。ひとつは普通のリモコンですが、もうひとつは電源ボタンと音量調整ボタン、チャンネル切替ボタンのみを搭載したものです。もしかしたら、大半のユーザーはこの簡易リモコンをメインとして使っていたかもしれませんね。